『VIVANT』第5話 テロ組織リーダーまさかの正体に視聴者熱狂「やっぱり父!」「ニノと異母兄弟?」

8月13日に放送されたドラマ『VIVNAT』(TBS系)第5話のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころに迫ります。(画像出典:『VIVANT』公式サイト)

堺雅人さん、阿部寛さんが共演するドラマ『VIVANT』(TBS系)。8月13日に放送された第5話ではラストに衝撃の事実が明かされました。ストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。

 

VIVANT
画像出典:TBS系『VIVANT』公式サイト

 

第5話のあらすじ

国内外で民間人に紛れて諜報(ちょうほう)活動を行う特殊部隊“別班”の一員・乃木憂助(堺雅人)は、仲間の黒須駿(松坂桃李)とともに、テロ組織“テント”のモニターである山本(迫田孝也)を排除。山本の死に違和感を抱いた公安刑事・野崎守(阿部寛)は、乃木に疑惑の目を向け徹底的に彼の過去を洗い直します。

野崎が調べを進める中で、乃木がかつてタンバハヤトと名乗る人物で、アメリカのミリタリースクールを全科目主席で卒業していたと判明。さらに野崎はドラム(富栄ドラム)とともにバルカへ渡り、地元警察のチンギス(Barslkhagva Batbold)の協力を得ながら、乃木がドラムの仕掛けたGPSに気づいていたことや、ザイール(Erkhembayar Ganbold)自爆事件の際に瞬時に発砲していた情報を入手。野崎は日本へ戻り、乃木の小中高時代の足跡を辿ります。

乃木は児童養護施設・丹後つばさ園に来る前、バルカで人身売買されており、日本人の戦場ジャーナリストに救われて園へ。当時を知る園のスタッフによると、ひどい暴力による記憶障害で自分の名前すらわからず、1人でぶつぶつと話している子どもだったとのこと。しかしずば抜けて優秀な人物で、奨学金を得て留学。帰国中に偶然、テレビで島根のたたら製鉄を見て記憶に引っ掛かり、島根を訪ねたことで自身のルーツが判明し本名に変えたのでした。

野崎が乃木の伯父・寛道(井上順)を訪ねて話を聞く一方、別班・司令の櫻井(キムラ緑子)に一連の報告を済ませた乃木は、黒須とともにテントの正体を追ってテント幹部・アリ(山中崇)の元へ。家族を人質にとり、アリからテントのアジトやリーダーについて聞き出します。「テントのリーダーは日本人」と言ってアリに写真を見せる乃木。アリは「この方こそ偉大なる指導者、ノゴーン・ベキ(役所広司)」だと認めます。

若かりしベキが妻と映る写真を持つ乃木に、何故持っているのかと驚くアリ。乃木は「この2人は僕の両親です。ベキは僕の父親です」と告白。一方、乃木家を訪れていた野崎は、乃木家の家紋がテントのマークと同じものであることを知り――。

 

VIVANT
画像出典:TBS系『VIVANT』公式サイト

 

毎話明かされる衝撃の事実に視聴者熱狂

別班、公安、バルカ警察が追うテロ組織“テント”のリーダーが日本人で、しかも乃木の父親であることが判明した第5話。乃木が悪夢で見る、砂漠で両親と引き離されるシーンの真相や、その後の両親が辿った過去が気になるところ。

X(旧Twitter)では、「やっぱり父がテントのリーダーだった!でもまだまだ気になることいっぱいあり過ぎる」「想像もつかなかった展開でこの先どうなるかわからなさすぎて怖い」「テントのマークがまさか家紋だったなんて…そんなところから伏線が」「二宮和也さんと堺雅人さんは異母兄弟になるのかな?話が深い」「乃木の母が亡くなってるのが鍵になってきそう」など、スピード感のある展開と次々と明かされる衝撃の事実に興奮冷めやらぬコメントや考察が殺到しています。

第6話からはいよいよ後半戦。“テント”の実体と謎に迫る中、乃木のもう1人の人格“F”の秘密も明らかに。一方、乃木が1470万円という多額の寄付をして無事行われることになったジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzul)の手術の行方は? 二階堂ふみさん演じる柚木薫に対しても「もしやテント側?」との声も上がる中、登場人物たちが“テント”や“別班”、乃木、乃木の父・ベキの過去とどう絡み合うのか期待です。
 

『VIVANT』第6話 8月20日放送予告

 

この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。  

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