訪れた人を金運アップに導くといわれる「日本三大金運神社」。多くの著名人や経営者が参拝しています。果たしてその神社とはどこなのか、「日本三大金運神社」について紹介します。
日本三大金運神社とは
日本有数のコンサルティング会社「船井総研」の創業者である船井幸雄氏が、生前に「お金に困りたくなければ、この神社に行け!」と言ったといわれているのが日本三大金運神社といわれる金劔宮、安房神社、新屋山神社の3社です。
船井氏は自身の著書『イヤシロチ―万物が蘇生する場所がある』(評言社)で、「イヤシロチ(弥盛地)」と呼ばれる場所があることを紹介しています。
「イヤシロチ」とは、マイナスイオンがあふれ、強いエネルギーに満ちたパワースポットのこと。このイヤシロチに建っているのが日本三大金運神社で、ここを参拝すると人間力や仕事力が向上し、金運がアップすると伝えたのです。
その後、多くの経営者や著名人が参拝するようになりました。長者番付の上位常連であるソフトバンクの孫正義氏も金劔宮を参拝しているといわれています。
「日本三大金運神社」といわれる3つの神社
金劔宮(石川県白山市)
金劔宮(きんけんぐう)の歴史は古く、北陸最古の神社として2000年以上も前に創建されています。境内には6つのお社(摂末社)があり、金運のみならず夫婦円満、商売繁盛、厄除け、勝負運などさまざまなご利益がある神社です。
金劔宮の中で、金運のパワースポットといわれているのが「乙剱社(おとつるぎしゃ)」。船井氏が、乙剱社に金運パワーがあると紹介したことがきっかけで多くの参拝者が訪れるようになりました。
安房神社(千葉県館山市)
安房神社(あわじんじゃ)は、約2680年以上も前、日本で最初の天皇「神武天皇(じんむてんのう)」が即位した、紀元前660年に創建された歴史ある神社です。
11の神様が祭られている安房神社の主祭神は「天太玉命(アメノフトダマノミコト)」で、日本の全ての産業を創造した神といわれています。ものづくり、企業隆昌、事業繁栄、商売繁盛、技術向上、学業向上、金運アップに特にご利益があるといわれ、経営者や事業家、ビジネスマンなど、仕事関係全般にご利益のあるパワースポットです。
樹齢500年を超えるといわれているご神木の槙(マキ)の木からエネルギーを感じたり、吾谷山(あづちやま)から湧き出る山水を「お水取り」としていただいたり、境内のパワーが宿ったお砂を「お砂取り」としていただいたりすれば、よりたくさんのパワーを授かることができるでしょう。
新屋山神社奥宮(山梨県富士吉田市)
日本一の金運神社といわれている新屋山神社(あらややまじんじゃ)は、富士山のふもとにあり、国土全体の神様といわれ信仰されている大山祗命(オオヤマツミノミコト)を祭っている神社です。地元では「ヤマノカミサマ」と呼ばれて親しまれ、金運上昇、商売繁盛、農林業繁栄にご利益があると多くの人々が参拝に訪れています。
神様にお伺いを立てることができる、黒くて大きな「御神石」という石があり、その石を3回持ち上げて2回目が一番軽ければ、スムーズにことが運ぶといわています。
特に本宮とは少し離れた富士山の2合目にある奥宮は、金運最強のパワースポット。新屋山神社を訪れた際は忘れずに参拝しましょう。
金運アップを願うなら、日本三大金運神社へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
この記事の執筆者:木村 友奈 プロフィール
モンテッソーリ教育を行う幼稚園での教諭歴4年、保育士歴5年。出産後、フリーライターとして育児・教育・生活情報のほか、趣味の温泉、神社、パワースポットにまつわる記事を執筆。