エアコン節電術ランキングTOP3! プロが「室外機の周辺温度を下げる」「フィルター掃除」よりもすすめるのは?
パナソニックは8月3日、「2023年夏のエアコン電気代」に関するアンケート調査の結果を発表。その結果とともに、同社エアーマイスター兼睡眠改善インストラクターの福田風子さんによる「エアコン節電術おすすめランキング」を紹介します。
連日の暑さでエアコンを使う機会が増える一方、電気代の高騰が気になっている人も多いのではないでしょうか。
エアコン「Eolia(エオリア)」を製造販売するパナソニックは8月3日、20~60代の男女550人を対象に行った「2023年夏のエアコン電気代」に関するアンケート調査の結果を発表。本記事ではその結果とともに、同社エアーマイスター兼睡眠改善インストラクターの福田風子さんによる「エアコン節電術おすすめランキング」を紹介します。
80%近くの人が「2022年より電気代が上がった」と回答
「電気代値上げの影響を感じるか」聞くと、「とても感じている」(46%)、「やや感じている」(40%)と、8割以上の人が値上げの影響を感じていることが分かりました。
併せて「2023年と2022年の電気代の比較」を聞いてみると、かなり高くなった(34%)、やや高くなった(43%)と、8割近くの人が「高くなった」と回答。電気代値上げが、多くの人の生活に影響を与えていることが分かります。
では、具体的にはどのくらい電気代が高くなっているのでしょうか。単身世帯の場合を見ると「2000円未満」(54%)が最も多く、「2000円〜5000円未満」(41%)が続くという結果に。複数世帯の場合は、「2000円以上5000円未満」(41%)が最多となりました。「5000円以上1万円未満」(17%)、「1万円以上」(6%)と、大きく電気代が上がったという世帯もあったようです。
60%以上の人が節電の効果を感じられていない
電気代が高騰しているのであれば、これまで以上に節電に力を入れて取り組みたいもの。「2023年の夏、節電に取り組んでいるか」聞くと、「積極的に取り組んでいる」(22%)「やや取り組んでいる」(51%)と、7割を超える人が節電に取り組んでいることが分かりました。
一方、「節電に取り組んだ効果はあるか」聞くと、39%の人が「効果がある」と答えましたが、それを大きく上回る61%が「効果がない」「わからない」と答える結果になりました。節電に取り組んだ分だけの効果を感じられている人はあまり多くないようです。
>次のページ:プロおすすめの「エアコン節電術」とは