8月には、全国各地で夏フェスが開催されます。ロックバンドだけでなく、ソロアーティストも参加して会場を盛り上げてくれます。
All About編集部は6月29日~7月13日、全国20~70代の152人を対象に「夏フェスで見たいアイドル、アーティスト」に関するアンケート調査を実施。今回はその中から、元テレビ局スタッフの筆者が「夏フェスで見たい男性ソロアーティスト」のランキングを紹介します。
2位:優里
2位にランクインしたのは、「優里」さんでした。2019年からSNSへの歌唱動画投稿を始め、キャッチーなメロディと歌声が人気に。同年12月1日に配信した『かくれんぼ』が配信サイトで上位にランクインすると、2020年8月9日にはデジタルシングル『ピーターパン』でメジャーデビューを果たします。
およそ2カ月後には『ドライフラワー』を発表し、アーティストが一発撮りのパフォーマンスを披露するYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」に出演。これを機に大ブレークすると、続く『ベテルギウス』『シャッター』などの楽曲もストリーミングで大ヒットを記録します。2023年3月29日には、2枚目のオリジナルアルバム『弐』をリリースするなど精力的に活動を続けています。
そんな優里さんは、舞洲スポーツアイランド(大阪府大阪市此花区)で2023年7月22日、23日に開催された夏フェス「OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2023」(通称「ジャイガ」)に出演。今後は8月5日に「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023」にも出演予定です。
アンケートの回答者コメントでは、「歌もですが、声が好きで、自分が好きな曲を目の前で歌って欲しい」(大阪府/30代女性)、「知ってる曲が多いから」(岐阜県/30代女性)、「いい歌声を聞いてうっとりしたい」(三重県/30代女性)といった声が寄せられました。
1位:米津玄師
1位にランクインしたのは、「米津玄師」さんでした。「ハチ」名義でボカロシーン(※ボーカロイドを用いた楽曲制作)を中心に注目され、2012年からは本名の「米津玄師」としての活動を本格的にスタート。2018年1月にはドラマの主題歌として、『Lemon』を発表し大ヒットを記録します。さらに、小中学生ユニット・Foorinに『パプリカ』を提供し大ブームを巻き起こしました。
その後も数々のヒット曲を生み出してきた米津さん。2023年は、話題のアニメ映画『君たちはどう生きるか』の主題歌となるニューシングル『地球儀』を7月26日に発売しました。いま、最も注目されるクリエーターの1人と言えるでしょう。
夏フェスに関してはこれまで、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」「RISING SUN ROCK FESTIVAL」「SUMMER SONIC」などに出演しています。
アンケートの回答者コメントでは、「夏フェスっていうのも意外性、すごく貴重」(熊本県/30代女性)、「暑くて鬱陶しい気分を忘れさせてくれそう」(秋田県/50代男性)、「一度でいいから生の歌声を聴きたい」(宮城県/30代女性)といった声が寄せられました。
※回答者コメントは原文ママです
この記事の筆者:ゆるま 小林
長年に渡ってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。