ヨーグルトといえば、身体に良いイメージがある食べ物の代表的存在です。スーパーやコンビニで手軽に購入できますが、昨今の値上げの状況を見て、購入に二の足を踏むこともあるでしょう。そんな今こそおすすめしたいのが、フジッコの「手づくり カスピ海ヨーグルト種菌セット」です。
同商品の魅力は、材料が牛乳だけでいいこと。また、作ったヨーグルトからさらに新たなヨーグルトを増やせるので、コスパが最強なんです! 今回は実際のヨーグルト作りの工程を紹介しましょう。
この記事の筆者:今西 絢美
1984年京都生まれ。2008年に上京し、ライター/エディターとしてのキャリアを編集プロダクションにてスタート。2022年よりフリーランスとして活動中。得意とするジャンルは、生活家電、ガジェット、Webサービスなど。
用意するのは牛乳と殺菌した容器とスプーン
「カスピ海ヨーグルト」は、フジッコがカスピ海乳酸菌(クレモリス菌FC株)を分離、純粋培養して作ったヨーグルトです。この乳酸菌は、ヨーグルトの発酵中に「ねばり成分EPS」を生み出し、とろりと粘りのある仕上がりなのが特徴。あとは、冷蔵庫に入れずに放置して固まるのを待ちます。25〜30℃の場所では24時間前後、20〜25℃の場所では24〜48時間前後で固まるそうです。今回は28℃前後のリビングに置いたところ、20時間で完成しました。
30℃を超える夏場や、20℃以下となる冬場は室温ではうまくできないことがあるので、ヨーグルト作りにおいて温度管理は重要です。
できあがったヨーグルトからさらに増やせる
手作りヨーグルトの醍醐味(だいごみ)ともいえるのが、作ったヨーグルトを種にしてさらに増やすことができる点。牛乳500ミリリットルに対して種ヨーグルト大さじ3杯を入れ、よくかき混ぜて放置するだけなので、増やし方も簡単です。固まるまでの目安の時間は、25〜30℃の場所で6〜10時間前後、20〜25℃の場所で10〜48時間となっています。固まったら冷蔵庫に保存して食べましょう。種ヨーグルトは冷蔵保存で1週間、冷凍保存で1カ月を目安に使えます。
このように、一度上手に作れば種菌を使わずにヨーグルトが増やせますが、最低でも3カ月に1回、できれば毎月取り替えることをメーカーは推奨しています。とはいえ、ひと月に粉末種菌1袋を使うだけなので、種菌にかかるのは411円だけ。あとは牛乳代だけなので、毎日ヨーグルを食べるのであれば、完成したものを買うよりもコストを抑えられるでしょう。
手づくり カスピ海ヨーグルト種菌セットはスーパーで入手できるだけでなく、割安になる定期コースがある通販での購入も可能です。腸活のためにヨーグルトを食べたい人はぜひ試してみてください。