『ペンディングトレイン』最終回 山田裕貴×赤楚衛二の肩組みラストで感無量もネット「??」疑問飛び交う

6月23日に放送されたドラマ『ペンディングトレイン』(TBS系)最終回のストーリーをおさらいしつつ、ネットの反響を振り返ります(画像出典:『ペンディングトレイン』公式サイト)。

山田裕貴さん、赤楚衛二さん、上白石萌歌さんが共演するドラマ『ペンディングトレイン』(TBS系)が、6月23日の放送で最終回を迎えました。SNSに寄せられた反響とともにストーリーを振り返ります。

 

ペンディングトレイン
画像出典:TBS『ペンディングトレイン』公式サイト

 

最終回のあらすじ

事実ではないことが広まり苦境に立たされる5号車の乗客たち。手の震えに苦しむ萱島直哉(山田裕貴)、あらぬ誹謗中傷のせいで休職を余儀なくされた白浜優斗(赤楚衛二)は、「こんな世界、もう終わればいい」と思うほど絶望の淵にいました。
 

しかし、物理学教授・蓮見(間宮祥太朗)は、地球環境を激変させる小惑星の衝突について突き止め、さらに加藤祥大(井之脇海)が持ち帰った植物を年代測定し、彼らの主張が正しいと認めます。そんな中、直哉は米澤大地(藤原丈一郎)に連れられ、5号車のメンバーが集まる対策会議へ。畑野紗枝(上白石萌歌)とも久々の再会を果たします。
 

米澤は意を決し、地球に訪れる未来について訴える動画を公開。動画は瞬く間に再生数を伸ばし喜ぶ一同に、大臣に直訴したという寺崎佳代子(松雪泰子)から一報が。近づいている隕石対策で国はすでに動いており、下手に動かないのが得策だと言います。最後の日までどう生きるのか――。戸惑う面々に、「祈るのよ」と寺崎。
 

それから皆、各々の日々を過ごします。紗枝は直哉と優斗を海へ誘い、米澤は未来に残った田中弥一(杉本哲太)に届くよう手紙を埋め、離婚した明石周吾(宮崎秋人)は正式に玲奈(古川琴音)と交際。佐藤小春(片岡凛)が江口和真(日向亘)との子を無事に出産すると、5号車のメンバーたちは皆、病院にかけつけて祝います。
 

運命の日が近づく中、寺崎はスイスの防災インフラが整った施設にツテがあり、5号車の皆を誘います。紗枝は直哉にも連絡し、待ち合わせはタイムワープした電車のホームに、「8時23分、明日」と告げます。奇しくもその日は、政府が小惑星の軌道を変えるためのロケットを飛ばす日。優斗は最後まで誰かを助けると決意表明し、直哉に皆と紗枝を託します。「勝手に背負わせんなよ。最後までほんと好きじゃないわ」と直哉。
 

待ち合わせ直前、はぐれた小春を探しに行った和真から子どもを預かっていた紗枝に、直哉から電話が。「一生忘れられない。忘れたくない。ごめん、俺行くとこあるから」――紗枝は直哉を探しホームで発見。直哉にとって「ここが少しでも居心地のいい場所になるよう祈ってた」と紗枝。紗枝を抱きしめた直哉は、「おかげで居心地よくなったよ。今は」と告げ、額を合わせます。
 

直哉は皆と同じ電車には乗らず、消防隊員として働き続ける優斗の元へ。直哉の姿を見た優斗は、「俺は萱島さんを助けたかったのに」と不満げ。直哉は、「本当はずっと助けられてきたよ。何度も何度も」と切り出すと、命ではなく心を救ってくれたと訴えます。「お前みたいなやつがいるからこの世界も悪くない。だから一緒に行こう。生きよう!……何があっても」――直哉の言葉を受け入れた優斗。「やれるだけやってみるか」と言う直哉に、「やれるだけやってみよう」と応え、2人は肩を組んで歩き出すのでした。

 

ペンディングトレイン
画像出典:TBS『ペンディングトレイン』公式サイト

 

感動ラストに感無量の声、一方で沸き上がる疑問点

ラストシーンでは、蓮見教授がかかってきた電話を切り安堵(あんど)する表情や、未来にいる田中が米澤が埋めた手紙を受け取っており、「生きろよ」と呟く様子も描かれました。
 

Twitterでは「感無量。物語の結末も、白浜さん萱島さん畑野さんの関係性も」「ヒーローでいてほしいから励ましたけど、1人で抱え込んでほしくなかったから優斗の元へ行った直哉。2人の関係性の終着点を感じた」「最後の直哉の言葉が響いた」など感動コメントが続出。
 

一方、「シェルターは有効だったから、サブタイトル『8時23分、明日君と』なのか」「一緒に行こう。生きよう。何があっても。未来はあの電車に。そうだもう乗った。…色んな意味を含んだセリフだなぁ」「教授の表情から隕石落ちなかったと思うけど、じゃあ田中のおっちゃんは何故手紙を?」「隕石衝突回避後は世界が枝分かれして、おっちゃんのいる未来はパラレルワールドになるってこと?」「最後でわからなくなった。スーツケース持ってたよね。日本だけの被害?なんでTXに乗った?」など、疑問&考察コメントが飛び交っています。
 

また、「すでにペントレロス」「どうしようものすごいロスだ」「終わって寂しいはずだけどそうでもない。私の心も救われたかな?」「放送後も考察繰り広げられてる…私も見返して自分なりに理解して決着つけたい。まだまだ終わらんわ」などの声も。5号車のメンバーたちがその後をどう生きたのか、スペシャルドラマや続編の制作が期待されます。
 

『ペンディングトレイン』あらすじ&見どころバックナンバー

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