山田裕貴さん、赤楚衛二さん、上白石萌歌さんが共演するドラマ『ペンディングトレイン』（TBS系）。4月28日に放送された第2話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
第2話のあらすじ
電車ごと30年後の未来へ飛ばされてしまったと知った萱島直哉（山田裕貴）、白浜優斗（赤楚衛二）、畑野紗枝（上白石萌歌）ら乗客たち。大量の飲み物が入ったカートを誰かが持ち去ったことが分かると、犯人は誰なのかと疑心暗鬼に。「信頼し合わなきゃ助からない」という優斗と、「疑わなけりゃ助からない」という直哉は衝突するも、カートを探しに森の中へ。
電車に残された乗客たちの間では問題が発生。専門学校生の米澤大地（藤原丈一郎）とネイリストの渡部玲奈（古川琴音）が、残り少ないスマホの充電器を巡ってけんかを始め、他の乗客たちをも巻き込んで大騒動に。大荒れの車内をシステムエンジニアの立花弘子（大西礼芳）が「うるせぇ！」の一喝で鎮めると、「心の乱れは気の乱れ」と清掃を提案し、男女それぞれのスペースを作り、少々快適になった空間に乗客たちは安堵（あんど）します。
そんな中、カートを隠し持っていた犯人が会社員の田中弥一（杉本哲太）と判明。田中は水と引き換えに金品や物を要求し、暴力的な行動に出ます。彼を取り押さえた直哉は、見せしめのために追い出すべきだと主張。全て話し合いで解決するべきだと反論する優斗。直哉が田中を「ここに置くか否か」多数決をとると結果は二分され、最後に紗枝が田中に二度としないと約束させ、これまで通り「ここに置く」という結論に。
乗客たちが2日ぶりの水分に渇きを癒される一方、直哉がカエルを発見したことをきっかけに、高く切り立った崖を上った先に水源を見つけた優斗たち。優斗は崖を上り切ると、そこで信じられない光景を目にします。それは、海とも湖とも知れない広大な水たまりに浮かぶ富士山の姿でした。
乗客たちに伝えると、人材紹介会社社長・寺崎佳代子（松雪泰子）が錯乱し、娘の名前を呼びながら「帰る！」と喚き散らし電車から出て行ってしまいます。その姿に圧倒された乗客たちでしたが、充電も残り少ないスマホに向かって、思い思いのメッセージを残していくのでした。
反発し合う2人にまだバディ感は見られないが……
ひとまず水を確保することに成功した第2話。優斗と直哉が何かにつけ反発する一方、紗枝と優斗、紗枝と直哉の関係性もそれぞれの会話や交流を経て一歩前進。以前から優斗にひそかに思いを寄せていた紗枝ですが、直哉との距離感も今後より近づいていく兆しが見られました。
Twitterには「今のところバディ感は皆無だけど、今後どういう経緯でバディになっていくのかも楽しみ」「弱気になった優斗を励ましたり発破かけたりする直哉が観れるのかな？」「極限下って人間の本性出るよね。今はまだ田中さんが水を隠した程度だけど、これからどんどん皆さん本性出てくるんだろう」「号泣（涙）家族や友人や会いたい人を思い出す時は、どんなにムカつくやつでも憎めなくなっちゃうよ」などのコメントが寄せられています。
第3話では、紗枝にもうしないと約束し改心したはずの田中が、直哉が大切にしてきた美容師道具のハサミが入ったバッグを持ち去り紛失。怪しい人物を目撃し、護身用として持ち出したという言い分を信じられず苛立つ直哉。一方、食料を調達しに行く中、紗枝の身に異変が――。困難に次ぐ困難を乗り越える中、優斗と直哉のバディ感がどう育まれていくのか注目です。
『ペンディングトレイン』第3話 5月5日放送予告
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