山田裕貴さん、赤楚衛二さん、上白石萌歌さんが共演するドラマ『ペンディングトレイン』(TBS系)。6月16日に放送された第9話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに最終話の見どころを紹介します。
第9話のあらすじ
再びワームホールを出現させた乗客たちがたどり着いたのは、地球環境が激変する半年ほど前の2026年5月。元いた2023年から3年後ではあるものの、家族との再会を喜ぶ白浜優斗(赤楚衛二)や畑野紗枝(上白石萌歌)たち。萱島直哉(山田裕貴)もまた、弟・達哉(池田優斗)との再会を果たします。
乗客たちは元の生活へと戻りつつ、未来で見てきたことや12月に地球に起こる災難について必死に訴えるも、警察や政府は証言を本気にせず。加藤祥大(井之脇海)宅で作戦会議を開く優斗たち5号車の面々。しかし、6号車の植村(ウエンツ瑛士)らが勝手に取材を受け地球が崩壊した未来について語ると、生還者たちは世間から好奇の目を向けられ、インターネット上で個人情報を晒される事態に。紗枝は生徒や保護者を気にして学校を辞めていました。
一方、「イケメン美容師」として注目を浴び、弟の前科をも晒された直哉の身体には異変が起こり、右手が震えてハサミを扱えず――。さらに、自分たちを捨てた母親が我が物顔で取材を受け、良い母親アピールをしているのを見て絶望。3年の間に弟と彼女が同棲しており、居心地も変わり果てた我が家を出ることに。
紗枝から直哉が心配だと聞いた優斗は、直哉に会いに行きます。「命が助かっても救われないんだよ」と死んだ目をして話す直哉。優斗が「なら俺が畑野さんを守る。それでいいのか?」と煽っても、「さすがヒーロー。どうぞお幸せに」と背を向けます。さらには、紗枝から電話で「あなたのことが気になります」と告白をされても、「もうあんたのことなんて忘れた。あの車両のことも未来どうのこうのも、もうどうでもいい」と拒絶。
消防士として隊に復帰した優斗は、火災現場で稼働中に動画配信者から絡まれて仕事にならず、配信者を突き飛ばしてしまいます。現場からは外され、動画は炎上。動画を見た直哉が会いに行くと、絶望感に打ちのめされる優斗の姿が。直哉が言っていたことがわかったと言い、「最低だな、ここは。こんな世界、もう終わればいい」と吐き捨てます。その言葉に直哉は「そうだよな、クソだよな」とうなずきつつも、優斗の肩に手をかけ、「でもお前が言うな。お前が言うなよ」と訴えるのでした。
せっかく戻れたのに苦境すぎる展開…直哉が気の毒すぎる
弟と感動の再会を果たしたものの、身体に異常が起きて美容師として復帰できず、世間からの無責任な好奇の目に晒され絶望した直哉。人々のために未来で起きたことを必死で伝えようと希望を捨てずにいた優斗すらも、あらぬ誹謗中傷を受けて闇落ち。唯一、蓮見教授(間宮祥太朗)だけは研究を続ける中、正体不明の隕石が地球に近づいてくる描写も。
Twitterでは「誰にも未来の話を信じてもらえず、辛い現実ばかり畳み掛けてくる、見てる私も未来に戻りたい〜」「今度は直哉が優斗を救ってくれると信じてる!」「直哉の『でもお前が言うな』私もまさに思ってた。優斗はヒーローだから。まっすぐ進む鮮烈な光を直哉は羨ましく思い、目を細めながらも拠り所にしてたと思う」「5号車のみんなが“最低でクソみたいな世界”をどう生きてくのか、その決断を見届けたい」などのコメントが寄せられています。
次週はいよいよ最終回。「こんな世界、もう終わればいい」と思うほど絶望の淵に立たされた直哉と優斗。しかし、5号車のメンバーが集まる対策会議に直哉も参加し、紗枝とも久々の再会。一同が意を決して公開した動画が、事態を思わぬ方向へと動かしていき――。
一同が見てきた未来は現実のものとなってしまうのか、それとも回避して穏やかな未来へと進んでいくのか。また、直哉と紗枝、優斗の三角関係はどう行きつくのか。皆が希望を持って生きていける結末を願わずにはいられません。
『ペンディングトレイン』第10話(最終回) 6月23日放送予告
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