長きにわたったコロナ禍もずいぶん落ち着き、さまざまな行動制限を強いられてきた状況から一転して、旅行機運が高まっています。
そこで、今回はWebサイト「名字由来net」が算出したデータを基に、日本国内にある空港の名前と同じ名字を持つ人数に関するランキングを紹介します。
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第2位:松本
2位にランクインしたのは、長野県松本市と塩尻市にまたがった場所に位置する松本空港が冠する「松本」でした。この名字を持つ人は全国15位に当たる、約61万9000人いると推定されています。この名字の由来は、古来「松の木」が招福の木とされ、多くの人に好まれていたこと、また「本」には「ふもと」と「源」の2つの意味があり、「松本」はめでたい松にあやかって付けたと伝わっています。
また、同じ名字でも流派がさまざま見られ、その1つに現在の長野県に当たる信濃国筑摩郡松本村発祥の伊那氏族が清和天皇の子孫で源姓を賜った氏であるという説があります。
第1位:山口
1位は、山口県宇部市にある山口宇部空港が冠する「山口」となりました。この名字を持つ人は全国14位に当たる、約63万5000人いると推定されています。この名字の語源は、山の出切り口といわれています。姓だけでなく、山口県のような大地名から、小字(こあざ)と呼ばれる小地名に至るまで、多くの地名にも使われています。また、こちらも流派がさまざま見られ、その1つに桓武天皇の子孫で平の姓を賜った家系である平氏という説があります。
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