K-POPファンを突然襲う解散、脱退……私たちにできる「推しの見送り方」とは【K-POPゆりこの沼る韓国】

M世代の韓国エンタメウォッチャー・K-POPゆりこと、K-POPファンのZ世代編集者が韓国のアイドル事情や気になったニュースについてゆるっと本音で語る【K-POPゆりこの沼る韓国エンタメトーク】。#19のテーマは「“推し”のショックなニュースの受け止め方」について。

M世代の韓国エンタメウォッチャー・K-POPゆりこと、K-POPファンのZ世代編集者が韓国のアイドル事情や気になったニュースについてゆるっと本音で語る【K-POPゆりこの沼る韓国エンタメトーク】。韓国エンタメ初心者からベテランまで、これを読めば韓国エンタメに“沼る”こと間違いなし! 

#19のテーマは「“推し”のショックなニュースの受け止め方」について。応援していたグループの解散、お気に入りのメンバーの脱退、時には“永遠の別れ”を経験してしまうことも。誰かを応援していると避けられない「悲しいお知らせ」をどう乗り越えていくか、筆者の実体験を通して考えてみました。

【前回の記事(#18)はこちら
 

推しの脱退、解散、“永遠”の別れ……悲報は突然に

※画像はイメージ
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編集担当・矢野(以下、矢野):前回は「K-POP業界のメンタルヘルス問題」について取り上げましたが、実は意外と見落とされがちな「ファン側」のメンタルケアについても考えてみようと思います。最近、いろいろショックを受けた人も多いはずですから。
 
K-POPゆりこ(以下、ゆりこ):K-POPアイドルに限らず、誰かのファンをしていると必ず「ひとまずの終わり」を経験します。ファン側の好みや価値観が変わって自然と卒業! という平和なケースだけではないですよね。
 
矢野:むしろレアかもしれません。リアコ(本気で恋している)期だったら熱愛報道が出ただけで食事が喉を通らないことだってある。グループの解散やメンバー脱退、引退もいつかは避けられないことです。でもやっぱり、1番つらいのが死別ですね。
 
ゆりこ:自分が長生きすればするほど、必ず向き合わざるを得ないときは来る。特に夢中になっている最中だったり、推し歴が長かったりすると、生活に支障をきたすほど心にダメージ受ける場合もあると思います。ちなみに私は子どもの頃から大好きだったジョージ・マイケルっていうイギリスのアーティストの急死がきっかけでライター業始めましたし。人生の方向性までも変わっちゃった。
 
矢野:え! そうだったんですか。びっくり。
 
ゆりこ:あはは。その話は後でするとして。個人的には学校や職場の「忌引休暇」を「推し」にも適応してほしいと思っているくらい。こんな事を言ったら誰かに叱られそうですが、生まれてから数回も会っていない、顔もおぼろげな遠くの親戚より、毎日追っていた好きな人を失う方が喪失感は大きくないですか?
 
矢野:カットするかどうか迷う超不謹慎発言ですが、なんとなく気持ちは分かります(笑)。
 
ゆりこ:でもね、たぶん世の中の半分……いやそれ以上の人には理解されないんですよ。この痛みは。公には「推しが亡くなったので有休申請」「推しグループが解散したんで学校休みます」がまかり通らぬのが現実のJAPAN。
 
矢野:理解あるオタク上司、先生だったら最高ですけれどね。正直、本当の理由を言わずに休むのもアリなのかなと……。
 
ゆりこ:賛成です。今回、テーマを「推しの見送り方」としましたが、私は精神科医や臨床心理士ではないので医学的なアドバイスはできません。しかし、いろいろなアーティストの訃報、グループの解散、メンバー脱退のニュースを見聞きして感じたことやファンの皆さんの様子を拝見して気付いた私なりの「心の整え方」をシェアできたらと思っています。
 

>次ページ:ショックの受け止め方は人それぞれ。心がザワつく情報はシャットダウン

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