夫の年収600万円&妻は専業主婦の30代夫婦、2600万円で夢の「都内中古マンション」購入のはずが……

2017年以降にマイホームを購入した人を対象に、アンケート調査を実施。世帯年収や頭金、住宅ローンの有無、購入時に気が付かず後悔していること、将来の不安などをお聞きしました。今回は、2021年に東京都の中古マンションを購入した34歳女性のエピソードを紹介します。

世帯年収600万円で都内の中古マンションを購入、30代夫婦の後悔とは(画像はイメージ)

分譲マンションか戸建てか、新築か中古か。ローンは、頭金はどれくらいがいいのか。憧れのマイホーム購入、悩みは尽きないですよね。築40年など古いマンションだと、将来的な運用や耐震について悩む人も少なくないようです。


All About編集部は2022年12月1日~2023年3月28日、2017年以降にマイホームを購入した人を対象にアンケート調査を実施。世帯年収や頭金、住宅ローンの有無、購入時に気が付かず後悔していること、将来の不安などをお聞きしました。


今回は、2021年に東京都の中古マンションを購入した34歳女性のエピソードを紹介します。住宅購入を検討中の人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

回答者のプロフィール

回答者本人:34歳女性、専業主婦
家族構成:既婚(子あり)
パートナー:正社員(会社員)
世帯年収:600万円(パートナー600万円)

 

購入したマイホーム/住宅ローンの情報

購入した物件:東京都、中古マンション
住宅ローン:固定金利期間選択型35年ローン、2600万円(月々6万円+管理費1万円、修繕積立金2万円)
頭金:200万円以上~300万円未満

 

世帯年収600万円、30代夫婦の後悔

後悔していることについて話を聞くと「古いマンションで収納がかなり少ない。大丈夫と思っていたが、実際に住んでみたら全然足りなかった」と、収納に不満を感じているようです。

 

マイホームや将来に関する不安

将来については「築年数が40年で古いため、地震に耐えられるか不安。修繕積立金は現状そんなに高くないがこれから資材の高騰や負担する住人が減るとどれだけ上がってしまうんだろう」と、耐震強度や修繕積立金の値上がりが不安な様子。


「駅から少し離れているので老後は駅近の物件に引っ越したいと考えているが、夫はずっとここに住むと言い張っているし、その時は築年数もかなり経っていて買い手が見つからない可能性が高い。その前に取り壊される可能性もあるので将来どうなるか不安」とも語ってくれました。


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