画像出典：NHKオンデマンド
All About編集部では、「幕末を描いたドラマ＆俳優」に関するアンケート調査を実施。同調査は全国の10〜70代の男女320人を対象に、インターネット上で実施しました（調査期間：3月23日〜4月6日）。今回はその中から、「天璋院篤姫」がはまり役だったと思う俳優ランキングを発表します！
篤姫は、22歳で江戸幕府13代将軍・徳川家定の正室となり、大奥での生活に奮闘。その最中、家定の急死や養父・島津斉彬の死を経て、24歳の若さで落飾して天璋院に。倒幕に関与した故郷の薩摩藩島津家には戻らず、最後まで徳川の人間としての責任ある行動で、江戸城無血開城にも大きく貢献しました。
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第3位：菅野美穂（『大奥』／2003年）
第3位は、菅野美穂さん。浅野妙子さんが脚本を手掛けた、2003年放送の『大奥』（フジテレビ系）で主人公・天璋院篤子役を演じました。回答者からは、「歴史の中で振り回されても強さを持っている…というイメージに合っていたから（31歳女性）」「大きく変わる世において包容力があり、肝が座った天璋院像だったから（40歳女性）」「気迫ある演技に魅了され、『大奥』の世界観に引き込まれました（53歳女性）」など、激動の時代の渦中でも曲げない強い信念を感じる演技だったとの声が上がっています。
ほかにも、「菅野美穂さんのキリリとした薩摩弁がとてもカッコよかったです（38歳女性）」「凛とした薩摩おなごから天璋院に変わっていく様がとてもすごく彼女の演技に惹き込まれました（37歳女性）」「品のある美しさがとても印象的（29歳男性）」など、凛とした姿や、薩摩弁が格好良かったとの声が多く寄せられました。
第2位：北川景子（『西郷どん』／2018年）
第2位は、北川景子さん。2018年に放送されたNHK大河ドラマ『西郷どん』で、大河ドラマ初出演を果たしました。鈴木亮平さんが演じる西郷隆盛に淡い恋心を寄せながらも、家定にこし入れする、強さの中にも繊細さを持った天璋院篤姫を演じました。回答者からは、「美人で表情からも強気な雰囲気の演技がとてもよかったです（52歳女性）」「気性の激しさが表情にでている所が、北川景子さんに合っていると思うから（57歳男性）」「きれいで力強い女性で、見習いたい部分が多くあったから（30歳女性）」など、気高く強気な表情が美しかったとの声が多数寄せられています。
さらに、「凛とした美しさが格別。やわなおひいさまではないと描くのが好感が持てた（49歳女性）」「北川景子さんの美しさがとても印象的でした（41歳女性）」「温和で社交上手な篤姫のイメージでは、北川景子が一番、適役だったようです（69歳男性）」など、強さだけでなく優しさをにじませる表情に見入ってしまったとの声もありました。
第1位：宮崎あおい（『篤姫』／2008年）
第1位は、宮崎あおいさんでした（※崎はたつさき）。波乱の幕末を生き抜いた篤姫の生涯を描いたNHK大河ドラマ『篤姫』（2008年放送）で、主人公・天璋院篤姫役を演じました。当時、大河ドラマ史上最年少の22歳で主演に抜てきされたこともあり、宮崎さんの堂々とした演技に注目が集まりました。「印象が強すぎて他の人がまったく思い浮かばないほど（35歳女性）」「気品を感じさせてくれて篤姫の知名度を上げた人（46歳男性）」「篤姫として主役で演じてイメージが強い。また奔放さだけでなく上様への愛を感じる人柄があったから（29歳女性）」など、“篤姫”といえば宮崎さんしか思い浮かばないとの声が多く上がっています。
さらに、「薩摩にいた頃の天真爛漫なオカツから江戸城を無血開城した天璋院までの人となりの変化を演じるのがとても良いと思いました。あの堂々たる演技は篤姫を演じた女優さんの中で一番だと思います（39歳女性）」「あの若さで篤姫を演じきったのは驚きでした（65歳男性）」など、篤姫の人生を見事に演じ切っていたとの称賛の声が多数寄せられました。
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