結婚相手に「子供部屋おじさん」は選べない? 婚活で出会った“自称こどおじ”の36歳男性に誘われて…

実家の子供部屋に暮らす中年層の男女のことを指す「子供部屋おじさん(おばさん)」というインターネットスラングがある。恋愛や婚活で「こどおじ」「こどおば」は不利なイメージもあるが、果たして本当だろうか。また、婚活市場に出現する「エセ子供部屋おじさん」って?

地方在住のこどおば事情は? 結婚を機に実家を出るのが常識?

竜也さんが「子供部屋おじさんは恵まれている」と話す一方で、実家暮らしのアラサー女性からはこんな意見も。
 
「結婚するまでは必然的に子供部屋おばさんです」
 
こう話すのは、シホさん(仮名/32歳)。彼女は大学時代、東京で1人暮らしをしていたが、就職とともに実家に戻り、以来両親と弟と実家暮らしだ。
 
「実家は田舎だし、1人暮らし用のマンションもほとんどない。実家が職場もすぐ近くだし、結婚することがない限り、実家を出ることはない」
 
シホさんも前述の竜也さんと同じく、わざわざ1人暮らしをする必要を感じていないことに加え、近隣に単身マンションはないと語る。
 
「実家にいるおかげで、推しのコンサートで全国各地を回ることができる。経済的な心配がなく、趣味に全力投球できる今の環境ははっきり言って最高だと思ってる」
 
その一方で、こんな苦悩も。
 
「両親から『いい人はいないのか?』って聞かれることがあります。今後、『結婚は?』と親や周囲に言われることが増えそうだし。うちは田舎なので、独身女性はほとんど実家住み。年頃になると『結婚はまだ!?』と親にそそのかされ、結婚を機に実家を出るケースが常識。だから、結婚してない独身女性はみんな『こどおば』かも(笑)」
 
「結婚して実家を出るのが常識」そんな田舎ならではの“しがらみ”が窮屈だと話すが、シホさんに結婚願望はない。
 
「実家暮らしも結婚も自分の自由だし、私は私らしく生きていきたい」


>次のページ:婚活市場に潜む「自称・子供部屋おじさん」の正体は……?


 
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

注目の連載

  • どうする学校?どうなの保護者?

    「まだ体育館で軟禁されてるの?」役員決めを廃止したPTA、保護者と先生が手にした“穏やかな春”

  • ヒナタカの雑食系映画論

    映画『鬼の花嫁』で永瀬廉が体現する「俺様ではない魅力」とは。『シンデレラ』的物語へのアンチテーゼも

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    江ノ電20年ぶり新車、謎の「1人掛け席」の正体は? 観光サービスではなく「混雑地獄」に挑む苦肉の策

  • 海外から眺めてみたら! 不思議大国ジャパン

    「移民」に冷たいのはどっちなのか? スイスの厳格過ぎる学歴選別と、日本の曖昧過ぎる外国人政策