完成までに7年! 豆乳ではなく、“大豆”をそのまま使用したヨーグルト
健康志向の向上もあり、近年注目を集めている植物性タンパク質。特に、大豆に含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをすることから、更年期症状が気になる年代の方は積極的に摂取したい食材の1つでもあります。
3月1日に発売されたフジッコの「まるごとSOYカスピ海ヨーグルト」は、大豆を丸ごと使った乳成分不使用のヨーグルト。とろりと粘りのある「カスピ海ヨーグルト」の製造ノウハウを生かして作られていますが、「大豆」「乳酸菌」「製法」と、1万通り以上ある組み合わせの中から試作を繰り返し、完成までなんと7年もかかったそうなんです。
現在、スーパーには大豆を使ったヨーグルトが並んでいますが、その多くが豆乳を使ったヨーグルト。大豆を絞り、豆乳にしてから発酵させています。一方で、フジッコの「まるごとSOYカスピ海ヨーグルト」は、大豆を粉砕し、粉にしてから発酵させてヨーグルトにしているそう。豆乳では取り除かれてしまうおからもそのまま使われているため、食物繊維も摂取できるのが特徴です。
まずはそのまま実食! 普通のヨーグルトとはどう違う?
中フタには「とろ~りとするまで底からしっかりとかき混ぜてください」の表記がありました。試しにかき混ぜずにスプーンで持ち上げてみると、ボテッとした重みのあるヨーグルトが。ここから数十秒かき混ぜると……?
「カスピ海ヨーグルト」特有のとろ~り感に! そのまま食べてみましたが、生乳のヨーグルトと違うので酸味は全くありません。大豆の風味は強いのですが、豆の青臭さなどは特に気にならず、するりと食べられます。
ブルーベリージャムをのせていただきます。滑らかでまろやかなヨーグルトに、軽い酸味のあるブルーベリーも合いますね。
一般的なヨーグルトの食べ方だけでなく、大豆由来のヨーグルトだからこその食べ方アレンジもいろいろ! 公式サイトではデザートから和素材との組み合わせ、付け合わせのソースや一品料理までさまざまなレシピを公開しているんです。
上記の写真は大豆ヨーグルトにおろしショウガとしょうゆをかけたもの。いわば“液体の豆腐”なので一気に冷奴に早変わり、違和感なくおいしいのです。ブルーベリージャムをのせたときとは全く違う商品のような印象。面白い! 続けて、気になるレシピを2品実際に作ってみました!
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