『星降る夜に』第8話ムロツヨシ圧巻の泣き演技でトレンド入り「めちゃくちゃ泣かされた」「すごい役者」の声

3月7日に放送されたドラマ『星降る夜に』（テレビ朝日系）第8話のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころに迫ります（画像出典：『星降る夜に』公式サイト）。

2023.03.08

ムロツヨシさんの怪演ぶりが話題のドラマ『星降る夜に』（テレビ朝日系）。3月7日放送の第8話では物語が佳境を迎え、圧巻の泣き演技を見せたムロさんもTwitterでトレンド入り。ストーリーをおさらいしつつ、SNSに寄せられたコメントとともに最終話の見どころを紹介します。

第8話のあらすじ

5年前、妻の命を救えなかった雪宮鈴（吉高由里子）を深く逆恨みし、彼女への攻撃を激化させる伴宗一郎（ムロツヨシ）。手話教室の帰りに待ち伏せしていた伴は、一緒にいた北斗千明（水野美紀）に鈴を貶める発言を浴びせるも、北斗から「同じ境遇でも頑張ってるやつはいる」と言い返されたじろぎます。

千明に撃退された伴は鈴の同僚・佐々木深夜（ディーン・フジオカ）の家で待ち伏せ。そんな伴に対し、自身の妻子も出産時に亡くなったと話す深夜。一緒にするなと喚く伴に、深夜は医者になろうとした理由を語ります。「たぶん復讐のため」――その言葉に衝撃を受ける伴。

伴は自分でもどうやって悲しさを鎮めたらいいか分からないから、鈴にすがっているんだと一星。妻と暮らしていた東京の家をまだ残している深夜の元気がないことも心配している鈴は、「2人とも心の遺品整理が必要なのかな」とこぼします。伴が来たら抱きしめてやるとうそぶく一星。

そんなある日、一星と同僚の佐藤春（千葉雄大）は、海岸に1人でいる迷子の女の子を発見。それは伴の娘・静空（戸簾愛）で、「お父さんはいつも私を捨てて迎えに来る」と発言。そこへ、一星の祖母・カネ（五十嵐由美子）が倒れて病院に搬送されたと、たまたま現場に居合わせた深夜から連絡が。一星と鈴が駆けつけ、カネは無事に目を覚まします。

一方、鈴と深夜は春と静空の元へ向かう途中で伴と遭遇。伴はしおらしく「申し訳ありませんでした」と頭を下げ、そのままどこかへ歩き去っていきます。様子がおかしいと案じた鈴が追いかけると、伴は海へ身を投げようとしていました。

「優しくするな。歩み寄られたら耐えきれない。嫌な人でいてください。悪い人でいてください。じゃないとゴールがもうない」――伴の絞り出すような心の澱をなすすべもなく聞く鈴と深夜。しかし、春と一星が連れてきた静空の「お父さん」という泣き声が伴を思いとどまらせます。

声をあげて号泣し膝から崩れ落ちる伴を抱きしめる一星。伴は一星の腕の中で、咆哮するように、ただひたすらに泣き続けるのでした。

ムロツヨシ圧巻の演技でTwitterトレンド入り

Twitterではタイトルとともに「ムロツヨシ」がトレンド入り。伴が海へ向かうシーンでは「急にどうした…伴…まさか…」「ムロ死ぬなよ、娘迎えに行くんだろ」「ムロ！こらムロ！！」「死んじゃダメ！」などのコメントが続出。

ラストシーンの慟哭を迎えると、「いろんな感情が溢れていてめちゃくちゃ泣かされた」「ムロさんのシーン重かったなぁ」「子どものように泣く伴さんから今までの苦しみを感じて胸が苦しくなった」「サイコパスな表情もやり場のない感じとか、最後は心から泣けたのかなとか。凄い演技を見せられた」「こんなムロツヨシ初めて見た」「すごい役者さんだなぁ」「一星が宣言どおり抱きしめてくれたシーンは、もう涙せずにはいられなかった」などの声が殺到しています。

次週はいよいよ最終回。すべての思いを吐き出すかのように涙を流す伴の姿は、深夜の心にも影響をおよぼし、深夜はついに妻と暮らした家を整理する決心をします。鈴も見守る中、チーフの一星率いるポラリス従業員総出で遺品が片付けられていく中、深夜の口から語られる本音とは――。星降る夜に出会った鈴と一星。命の“はじまり”と“終わり”をつかさどる2人が迎える結末から目が離せません。