「相鉄・東急直通線」まもなく開業、神奈川県が新線に期待することとは?
3月18日に待望の開業を迎える相鉄・東急直通線。それを祝うしゅん功開業式典が5日、地下に新設された新横浜駅で行われた。式典の後は、来賓や報道関係者を乗せた試乗列車が新横浜駅から新綱島駅まで走り、新綱島駅の見学会も行われた。
3月18日に待望の開業を迎える相鉄・東急直通線。それを祝うしゅん功開業式典が5日、地下に新設された新横浜駅で行われた。式典後に行われた新綱島駅の見学会の様子なども合わせて、その内容をレポートする。
相鉄・東急直通線とは
相鉄・東急直通線は相模鉄道の西谷駅と東急電鉄の日吉駅を結ぶ新規開業路線で、西谷~新横浜が相鉄新横浜線、新横浜~日吉が東急新横浜線と呼ばれる。相鉄から東急を経て、東京メトロや都営三田線などに直通する電車が多岐にわたって設定され、新たな広域鉄道ネットワークが形成されるほか、東海道新幹線へのアクセスが格段に便利になるなど、沿線の活性化や発展が期待される。
3月5日にしゅん功開業式典を挙行
これを祝うため、開業日に先駆けて3月5日に地下に設けられた新横浜駅でしゅん功開業式典が挙行された。鉄道関係者のほか、来賓として黒岩祐治神奈川県知事、山中竹春横浜市長のほか、横浜が地盤の菅義偉元首相や斉藤鉄夫国交相をはじめ地元選出の国会議員が多数列席。神奈川県の期待のほどがうかがえる。
式典の後は、来賓および報道関係者を乗せた試乗列車が新横浜駅を出発して東急新横浜線を走り、隣の新綱島駅まで運転された。今回の開業で新設される駅は新横浜駅と新綱島駅で、新綱島駅は初公開となる。
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