日本は「ジェンダー平等」が進んでいる? 遅れている? “意識が低すぎる”と厳しい声も【500人調査】

3月8日の「国際女性デー」に合わせて、All About編集部は「フェミニズム」に関するアンケート調査を実施しました。今回は、日本における「ジェンダー平等」について、回答者500人に率直な意見を聞きました。

日本の「ジェンダー平等の遅れ」を感じる女性は約9割

【男女別】日本は「ジェンダー平等」が進んでいる国だと思いますか?
男女別で見てみると、女性で「遅れている(58%)」「やや遅れている(33%)」と感じている人の割合は、合計で約90%。男性では約70%でした。

また、「進んでいる(1%)」「やや進んでいる(5%)」の回答が、女性では合計しても10%に満たなかったのに対し、男性では約20%と、いずれも男女で差が見られました。

「遅れている」と回答した女性のコメントには、

「薬局で購入できる緊急避妊薬や、内服での中絶処置など、男性の反対意見が多くてすすまないこと。なぜ心身ともに実際に経験することもない男性が、可能性の低いリスクを強調して反対するのかが理解できない(33歳女性)」

「おむつ台が女性トイレにしかなかったり、男性が育児休暇を取るなら資格勉強をした方がいいと言われるなど『女が育児をしなければいけない』『男は育児をしてはいけない』という風潮が根強いため(37歳女性)」

「性別による役割意識が強すぎて、家庭でもビジネスでも政治でも学校でも男女の平等が遅れがちになっているから(51歳女性)」


など、根強い男女の役割意識を生活面で痛感することも多い、という声が寄せられました。


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※回答者のコメントは原文ママです


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