買取店「なんぼや」でティファニーのリングとネックレスを査定! 高く売るコツを教えてもらった

ブランド品の買取をしてくれる「なんぼや」で、高く売れる秘訣や売れ筋商品の見極め方などを聞いてきました。

鑑定士はジュエリーのどこを見ているの?

鑑定士の廣沼さんは、ルーペを使ってリングの隅々までチェック

ジュエリーを査定するとき、鑑定士の廣沼さんは専用のルーペを使っています。それで傷をチェックしていました。リングやペンダントは普段から使用していますから、小傷があります。でもこれは許容範囲の傷なので、査定に大きく響くことはないそうです。
 

一方で、どこかにぶつけてできるような比較的大きな傷は、査定に響いてきます。リングの場合、トップに高さがあるとぶつけやすくなるので要注意なのだそう。ぶつけてしまう傷に関しては、時計も同じです。時計も手につけるものなので、普段使いをしているとどうしてもぶつけてしまうのですが、致命的な傷になると査定金額が大きく下がってしまうことがあるそうです。
 

買取金額に色は関係する?

ホワイトドールと(左)とローズゴールド(右)

ブランドにもよりますが、ジュエリーにはいくつかの色があります。ティファニーでいえば、ホワイトゴールド、ローズゴールド、イエローゴールドです(色の呼び方はブランドによって異なります)。
 

色によって査定金額も違ってくるのかお聞きしたところ、若干の違いがあるとのこと。ローズゴールドやイエローゴールドの方が少し高くなるそうです。理由はそれらの色の方が人気があるから。なんぼやさんでは買い取ったジュエリーを販売しているので、人気の色味の方が売りやすくなります。より売りやすいものを、より高い金額で買い取る。これが買取店の考え方になってきます。


>次ページ:リングの場合、小さすぎると高く売れにくくなる

 

Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

注目の連載

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『紅の豚』はなぜ主人公が「豚」なのか。宮崎駿自身が「こうかもしれない」と解釈するラストの意味

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    カーブの謎、駅ナンバリング逆転…「新京成」改め「京成松戸線」に隠された10の意外な見どころ

  • どうする学校?どうなの保護者?

    みんな他人ごと? 「PTA総会」考えなしで提出した「委任状」が生んだ思わぬ悲劇とは

  • 世界を知れば日本が見える

    「日本の万博は使い捨て」インバウンドが大阪万博に抱く不満とは。“ディズニー級”の質を求めるのは酷?