歴代大河ドラマで「明智光秀」がハマり役だったと思う俳優は? 『利家とまつ』の萩原健一を抑えた1位は?

松本潤さん主演の『どうする家康』の放送が開始され、一層注目を集める大河ドラマ。All About編集部では「大河ドラマ」についての独自アンケート調査を実施しました。全国の男女268人が選んだ、歴代の大河ドラマで「明智光秀」がハマり役だったと思う俳優ランキングを発表します!(画像出典:NHK公式サイト)

萩原健一さん(画像出典:NHK公式サイト

All About編集部では、「大河ドラマ」に関する独自アンケート調査を実施しました。同調査は、全国の10〜60代の男女268人を対象に、インターネット上で実施(調査期間:2022年12月12日〜2023年1月10日)。今回はその中から、歴代の大河ドラマで「明智光秀」がハマり役だったと思う俳優ランキングを発表します。

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同率第2位:市村正親/『江~姫たちの戦国~』

第2位は、2011年に放送された『江~姫たちの戦国~』で明智光秀役を演じた市村正親さん。上野樹里さん演じる織田信長の妹である市の末っ子・江の人生を描いた波乱万丈のストーリー中、「本能寺の変」で豊川悦司さん演じる織田信長に謀反ののろしを上げました。

回答者からは、「手下感がすごく上手でした(23歳女性)」「信長に叱責される明智光秀のみじめさがでていてよかった(43歳女性)」「市村さんは、苦悩する様子がよく演技から伝わって来たからです。さすがは、舞台での経験も豊富な方だと思いました(39歳女性)」など、織田信長に仕える苦悩や、惨めさが伝わる演技だったとの声が集まりました。

さらに、「重い雰囲気が素敵でした(29歳女性)」「キャラクターと合ってた気がするので(49歳女性)」「敵は本能寺にありが迫力満点だった(35歳女性)」など、謀反を決意する重いストーリーに雰囲気が合っていたとの声もありました。
 

同率第2位:萩原健一/『利家とまつ ~加賀百万石物語~』

同率で2位にランクインしたのは、2002年に放送された『利家とまつ ~加賀百万石物語~』で明智光秀役を演じた萩原健一さん。加賀百万石を築いた主人公・前田利家を唐沢寿明さん、妻のまつを松嶋菜々子さんが演じました。

回答者からは、「ひょうひょうとした話し方の明智光秀は印象的です。ひょうひょうさに怖さを感じます(59歳男性)」「かなりしぶかった(59歳男性)」「全てが完璧で、涙のシーンが今でも覚えていて、本能寺の変も好き(41歳女性)」など、ひょうひょうとした雰囲気にハラハラしたという声もありました。

さらに、「信長が周りに非道な仕打ちをした。それに耐えかねて謀反をするがその過程の光秀の心情を上手く表現できてるなと思ったから(32歳男性)」「信長を怖れながら攻めた本能寺のシーンが、生々しくてよかった(50歳男性)」など、演技力が高く、感情移入したとの声も寄せられました。
 

第1位:長谷川博己/『麒麟(きりん)がくる』

第1位は、2020年に放送された『麒麟(きりん)がくる』で主人公・明智光秀を演じた長谷川博己さんでした。放送当時、織田信長を自害に追い込んだ「本能寺の変」までの光秀の前半生に焦点を当てた斬新なストーリーに注目が集まりました。

回答者からは、「これまでの明智光秀の印象を変えた功労者だと思います(53歳女性)」「光秀のイメージが良い意味で変わりました。それぐらい迫真の演技だったと思います(41歳男性)」「明智光秀の印象をガラリと変えてくれた俳優。すごく好感を持てた(49歳男性)」など、今までの明智光秀のイメージが一新されたという声が相次ぎました。

さらに、「歴史上のイメージを払拭させかっこいいと思わせる武将を演じてくれたからです(40歳男性)」「新しい明智光秀像を見事に築けた名演だったと思います。おおらかそうで神経質そうな、繊細な演技でした(55歳女性)」「光秀は小物のイメージだったが、長谷川さんがやると実直な爽やか武士になるのだなあと感嘆した(41歳女性)」など、知的でクールな明智光秀をイメージでき、光秀のファンになったとの声もありました。


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※回答者のコメントは原文ママです


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