2022年も菅田将暉さんや小栗旬さん、長澤まさみさんなど、豪華キャストが主演のドラマが多数放送されました。人気コミック原作のドラマ『ミステリと言う勿れ』や、独自の脚本で切ない恋愛を描いた『silent』など、数々の名作で視聴者を楽しませてくれましたね。
All About編集部は12月15~22日、全国172人を対象に「2022年放送のテレビドラマ」に関するアンケート調査を実施。今回はその中から、「主演俳優が良かったと思うドラマ」ランキングの結果を見ていきましょう!
3位:『silent』(10月クール/木曜22時 フジテレビ系)主演 川口春奈
3位には、川口春奈さん主演で10月クール木曜夜10時に放送の『silent』(フジテレビ系)がランクイン。主人公・青羽紬(あおば・つむぎ/川口春奈)は、高校卒業後、当時付き合っていた佐倉想(さくら・そう/目黒蓮)に突然別れを切り出されます。深い悲しみからなかなか立ち直れない紬。8年という月日を経て、ようやく前を向き始め、優しい現在の恋人・戸川湊斗(鈴鹿央士)と同棲の準備をしていたある日、偶然想を見かけてしまいます。実は想が病のため聴力を失ったことを知った紬。再び2人の心が動き始めたことにより、湊斗や想の友人・桃野奈々(夏帆)たちとの関係にも変化が訪れて……。
回答理由に「耳が聞こえない相手とのやりとりの演技は圧巻でした。音ではなくお互いの駒かな表情や口の動きや、声で伝わらないもどかしさが上手く画面越しから伝わってきました。とても難しい役だったかと思いますが、細部までこだわって演技されていた事がとても伝わってきました」(大阪府、20代女性)、「川口春奈さんだけでなく、出演者が演技の中で手話を使うというのは大変な労力だと思います。音声に頼れないので、画面に集中して視聴できました」(神奈川県、50代女性)、「川口春奈と目黒蓮がとても良かった」(東京都、50代女性)、などの意見が聞かれました。
2位:『鎌倉殿の13人』(日曜20時 NHK総合ほか)主演 小栗旬
2位に選ばれたのは、パワーゲームに巻き込まれていく北条義時とその時代を描く、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でした。平家隆盛の時代、伊豆の弱小豪族に過ぎなかった北条義時。しかし、流罪人・源頼朝と姉・政子が結婚したことをきっかけに運命が変わっていきます。1180年、頼朝は平家を打ち破り、鎌倉幕府を開くことに。タイトルにある13人とは、鎌倉のあるじ「鎌倉殿」と呼ばれた頼朝の死後、合議制で政治を動かした家臣の人数を指しています。その13人が繰り広げる、壮絶な権力争い。三谷幸喜脚本である本作は、単なる歴史ドラマにとどまらず、人間模様も含め、ユーモアを交えながら描いているエンターテイメント性の高いドラマとなっています。
選んだ理由に「北条義時がダークなキャラになっていくが、小栗旬の演技力を感じる」(茨城県、50代女性)、「次第に陰謀に巻き込まれる側から巻き込む側に闇堕ちしていく姿がすごかったから」(愛知県、30代女性)、「若い時と闇落ちした姿の差がすごかった」(長野県、40代女性)などが挙げられました。
1位:『ミステリと言う勿れ』(1月クール/月曜21時 フジテレビ系)主演 菅田将暉
そして1位に選ばれたのは、今をときめく若手俳優・菅田将暉さん主演のドラマ『ミステリと言う勿れ』でした! 田村由美さんの大人気同名コミックが原作で、新感覚ミステリードラマと表現される本作。カメレオン俳優といわれる菅田さんが、今回も期待をはるかに上回る完成度で、クセの強い主人公・久能整(くどう・ととのう)を演じてくれました。友だちも彼女もいない、カレーをこよなく愛する大学生・整は、「当たり前のこと」に疑問を持ち、とことん考え抜く面倒くさい性格。ある殺人事件の容疑者となったことをきっかけに、その膨大な知識と独自の価値観による持論によって、次々と事件を解決していくことになります。
回答では、「漫画のイメージと少し違うので最初はえー?!と思ってましたが見てみたらとても魅力的な整くんでした。最高です」(大阪府、30代女性)、「演技がうまくて違和感がないから」(静岡県、30代女性)、「菅田将暉にしか演じることのできない役柄だったと思います。雰囲気など役柄にぴったりでした」(神奈川県、20代女性)などの声が聞かれました。
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