メルカリが12月20日に発表した消費傾向レポートによると、旅行ガイドブックの取引が昨対比で1.3倍に増えているそうです。実際にどの地域のガイドブックが売れているのでしょうか。旅行ガイドブックならではの注意点と合わせてチェックしていきましょう。
北海道や沖縄など都会から離れた場所
11月15日~12月5日の取引状況を2021年と2022年で比較したところ、沖縄や北海道など、都会から離れた地域の旅行ガイドブックが特に人気となっていました。2022年は3年ぶりに行動制限がない年末年始ということで、人気の旅行先である沖縄や北海道に行く人も増えているのでしょう。
グルメ旅の場合、最新のガイドブックがおすすめ
旅行ガイドブックは内容が古いものだと価格も下がって出品されています。もし食べ歩きなどグルメ旅を目的としているならば、最新のガイドブックがおすすめです。理由は、古いガイドブックに掲載されているお店が、今はなくなっている可能性があるからです。
ここ3年は新型コロナウイルスの影響があり、閉店をしてしまったお店もあります。ガイドブックで大人気と書かれていても、そのお店が存在するかどうか分からないのです。実際に筆者の知人もコロナ前に購入したガイドブックでチェックしたお店をネットで調べたら、閉店になっていたそうです。旅行先でのグルメを楽しみにしている人は、できるだけ新しい情報が掲載されているガイドブックを買うようにしたいですね。
観光名所巡りならあまり影響はなさそう
一方で、有名な観光名所を巡る旅であれば、コロナ前のガイドブックでもあまり支障はないかもしれません。例えば京都や奈良の神社仏閣などです。拝観時間に変更はあるかもしれませんが、「なくなってしまった」ということはおそらくないので、価格が安く設定されている少し古いガイドブックを買うのも手です。
新しいキャンプ場やグランピングなどは掲載されていない可能性も
昨今人気になっているアウトドア関連で、キャンプ場やグランピング施設を知りたいと思う人も多いことでしょう。どんどん新しい施設ができていることもあって、最新のガイドブックにも掲載されていない可能性もあります。より新しい情報を得るにはネットの情報も活用していきたいですよね。
そうなると、旅の情報はネットでいいのでは? と思えてくるのですが、ガイドブックは本なので、持ち歩いてオフラインの環境でも見られます。ネット環境が悪くても、スマートフォンのバッテリーがなくなっても見られるのは本の大きなメリット。また気になる場所が掲載されているページに付箋をしていくのは、楽しい作業ですよね。そのような旅以外の楽しみが、ガイドブックの醍醐味かもしれません。ネットとガイドブックの両方を使って、楽しい旅をしてみてはいかがでしょう。
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