日本で働く外国籍エンジニアの年収中央値「950万円」、1000万円以上の割合は?
TokyoDevは、さまざまな国籍の日本在住エンジニアを対象に、給与面などに関する調査を行いました。年収の中央値は950万円で、使用しているプログラミング言語はJavaScriptがトップ。働き方については、「出勤必須」がわずか4%でした。
TokyoDevは、英語を話すさまざまな国籍の日本在住エンジニア588人を対象に、給与や技術面などに関するアンケートを実施しました。回答者の国籍は、ヨーロッパ(38%)、北アメリカ(27%)、日本を含むアジア(24%)、オセアニア(7%)、南アメリカ(3%)、アフリカ(2%)となっています。調査期間は、10月13日〜11月6日です。
日本在住エンジニアの年収中央値は「950万円」
日本在住エンジニアの年収中央値は「950万円」でした。なお、外資系企業で働くエンジニアの年収中央値は、日本企業の約2倍となっています。また、経験年数に関係なく、女性エンジニアの給与と満足度は男性エンジニアよりも低い傾向が見られました。
ボリュームゾーンは「600~790万円」で23%、また1000万円以上の割合は43%でした。
使用しているプログラミング言語は「JavaScript」が最多
使用しているプログラミング言語は、「JavaScript」(47%)が最多でした。次いで、「Python」(39%)、「HTML/CSS」(34%)と続きます。
フレームワークでは、「React.js」(57%)がトップでした。2022年の使用率(48%)から上昇しています。続いて「Ruby on Rails」(22%)、「Vue.js」(18%)となりました。
働き方「出勤必須」はわずか4%
働き方については、「自由」(55%)が最多でした。次いで「ハイブリッド」(26%)、「フルリモート」(15%)と続いています。リモートワークが定着しつつあり、「出勤必須」はわずか4%となりました。
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