ジョージアを代表するパン「ハチャプリ」
ショーケースの中で目を引いたのは、ジョージアのチーズ入りパン「ハチャプリ」。牧畜がさかんで、乳製品を多く食べる習慣があるジョージア。同店で出しているのは黒海沿岸のアジャラ地方のものだそう。
舟形の真ん中にチーズと卵黄が入っていて、ふちの部分をひと口大にちぎり、すくいながら食べます。軽く温めるとチーズがとろりと溶けて卵と混ざりあい、濃厚な味わいが楽しめます。
ミルクがゆを包んだフィンランドの「カルヤラン・ピーラッカ」
寒いフィンランドでも育ちやすい、ライ麦粉を使った「カルヤラン・ピーラッカ」。薄い生地でミルクがゆを包んで焼き上げるという意外な組み合わせです。フィンランドでは朝ごはんや軽食の定番なのだそう。
ミルクがゆは甘くなくモチッとした食感。香ばしいライ麦生地で、おなかにしっかりたまります。スタッフさんにすすめられた別売りのムナボイを真ん中にのせて食べると、コクがグッと増します。
甘いコーヒーと合わせたい、メキシコの「コンチャ」
貝殻を模した縞模様の「コンチャ」。甘さを抑えたココア生地に、メロンパンのようなクッキー生地をのせて焼き上げられています。
メキシコと言えばトルティーヤですが、パンも日常的に食べられているそうで、コンチャには甘いコーヒーと合わせる人が多いのだとか。
甘いシロップが染みた、伝統的なお菓子「バクラヴァ」
トルコを始め、中東や中央アジア、地中海地域で広く親しまれている「バクラヴァ」。クルミやピスタチオといったナッツを刻み、フィロと呼ばれる薄い生地で包んで焼き、シロップをかけた甘いお菓子です。
ひと口かじるとジュワッとシロップが染み出てきます。とても甘いのですが、カリカリとしたナッツの食感やバターのコク深さもあり、ブラックコーヒーと合わせたくなります。
2013年の開業以来、50カ国以上の朝ごはんを紹介してきたWBA。「パンが主食の国や地域も多く、その土地ならではの食文化が伝えられるのでは」と今回「パダリア」を開業したのだそう。
日本にいながらにして異国の味が楽しめるお店です。ぜひ行ってみてくださいね!
世界のパン「パダリア」
東京都渋谷区恵比寿西1-17-2-103
03-6416-1157
12月5日より8〜19時の営業(12月4日までは10〜19時の短縮営業)
※パンがなくなり次第終了
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