「ワカチエ」を運営するソノリテは、従業員500人以上の企業に勤務する20代の女性正社員に、「リモートハラスメント」に関するアンケート調査を行いました。調査期間は10月17〜19日、週に1日以上リモート勤務を行う1011人が対象です。
本記事では、リモートハラスメントを受けた経験があると回答した403人に、実際にどのようなハラスメントを受けたのか調査した結果を、ランキング形式で紹介します。
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第3位:「オンライン飲み会への参加を強要された」32.5%
3位には「オンライン飲み会への参加を強要された」がランクインしました。オンライン飲み会は“リモート飲み会”とも呼ばれます。オンライン飲み会は、インターネットのつながるパソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイスを使い、オンラインミーティングツールやビデオ通話機能を通して自宅にいながら家族や友達、同僚などと参加できるバーチャルイベントです。
リアルで人に会うことが制限されている状況では有意義な場になる可能性があるものの、勤務時間外の飲み会への強要や、参加希望でない場合の強要はハラスメントになるといえるでしょう。
回答者からは、「飲み会に強要された(東京都)」「プライベートな時間にも関わらず、上司にオンライン飲み会を強要された(兵庫県)」などのコメントが寄せられました。
第2位:「業務中にチャットやメールなどで常に監視された」33%
2位は「業務中にチャットやメールなどで常に監視された」でした。オフィスなどの職場への出勤とは異なり、リモートワークでは基本的に互いの姿を見ることができません。そのため、業務開始時や終了時、休憩のタイミングで上司に報告する義務がある会社も多いでしょう。週次や日次で作業内容の業務報告を行うこともあるかもしれません。
ただし、リモートワークでの勤務形態に慣れず、部下を信頼できない上司もいるようです。結果的に、チャットやメールなどへの返信スピードから、パソコンに向かって仕事をしているかどうか、常に監視するといったハラスメントを行う上司がいることが分かりました。
第1位:「Webカメラを常に繋げた状態にするよう強要された」46.2%
1位は、5割弱の人が回答した「Webカメラを常に繋げた状態にするよう強要された」でした。リモートワークでは職場の人が仕事をしている姿は見えません。そのため、部下が勤務時間中に仕事をしているかどうか疑い、カメラを通して仕事をしているところを見たいと強要する上司もいるようです。コメントには、「ちゃんと仕事をしているのかと疑われ、常にWebカメラを繋げた状態にさせられた(宮城県)」といったものや、「部屋の中を見せてと言われた(愛知県)」「部屋の内部を無理に教えてと言われた(福島県)」などがありました。
ハラスメントを受けた場合、社内に相談窓口がなければ、会社近辺の労働局や労働基準監督署の通報窓口などを調べ、相談してみましょう。
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※回答者のコメントは原文ママです
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