今回は国民的アニメ映画『となりのトトロ』から「サツキのお弁当」をグルメライターが再現! 簡単に作れるレシピで紹介します!
老若男女に愛される国民的アニメ映画
1988年の公開以来、長きにわたり愛され続けている『となりのトトロ』。母の療養のため、自然豊かな土地に引っ越してきた姉妹・サツキとメイが、不思議な生き物「トトロ」と出会うファンタジー・アニメです。
2人が初めて一緒にトトロと出会うバス停のシーン、トトロのおなかにしがみついて“風”になるシーン、ネコバスの毛の温かそうな描写……。子どもだけでなく大人も童心に帰れる面白さが詰まっています。
時代背景は1960年前後。調べてみると、この頃は冷蔵庫や洗濯機などの家電が発売され始めた時期のようですが、サツキとメイの新たな住まいは“お化け屋敷”と呼ぶほど古くてボロいんですよね。
かまどで白米を炊き、七輪で魚を焼き……と、朝ごはんとお弁当を手際よく準備していくサツキ。今回作る「サツキのお弁当」はこのシーンを参考にしました。
たっぷりのごはんに梅干しをのせ、めざしと思われる小ぶりの魚と緑の豆、桜でんぶをのせています。豆はさやえんどうでも良さそうですが、より簡単に作るため、今回は冷凍枝豆を活用します!
となりのトトロ「サツキのお弁当」再現レシピ
■材料(1人分)
・ごはん:お茶碗1杯分(180~200g)
・めざしの干物:1本
・梅干し:1個
・桜でんぶ:大さじ1程度
・冷凍枝豆:50g
A(枝豆味付け用、分量外)
・白だし:小さじ2
・水:小さじ2
・アルミ弁当箱(450mL)
■作り方
1:冷凍枝豆は軽くゆでてさやから取り出し、Aの調味料をボウルに合わせて浸しておきます。
2:めざしの干物は魚焼きグリルやトースターで両面焼き目が付く程度に焼きます。
3:続いてはお弁当箱の盛り付けです。全体の8分目程度までごはんを盛り付け、真ん中に【2】で焼いためざしを1本置きます。
4:お弁当箱の奥側に、ごはんにうずめるように梅干しを置きます。続いて手前の左側に【1】の味付け枝豆をのせます。
5:最後に、枝豆の隣に桜でんぶをまんべんなく広げたら完成です!
これはサツキがメイに「自分で包んでね」と渡すシーンを再現。
お父さんとサツキ、メイの3人分を作ってみると予想以上にごはんが必要に……! 合計で2.5合分くらい使いました。
めざしのワタの苦みと、桜でんぶの甘み、枝豆の塩気でごはんが進むお弁当になっています。イマドキのお弁当とはまた違った雰囲気の、昭和レトロなお弁当。手に入りやすい材料ばかりなので、ぜひ作ってみてくださいね。
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