秋も深まり、寒さが厳しい日も増えてきました。そんな時期に大切なのが、部屋の換気や湿度管理です。
パナソニックは11月7日、20~60代の男女550人を対象に行った「2022年 冬の換気・加湿に関する調査」の結果を発表。本記事では、その結果とともに同社エアーマイスターの福田風子さんによる「暖房を使いながらの換気法」と「効果的な加湿方法」を紹介します。
換気の頻度が十分な人はわずか9%
冬の換気方法で最も多いのは「窓を開ける」(81%)。次いで「換気扇をまわす」(39%)、「家の24時間換気システムを使う」(18%)でした。
換気の頻度は「1時間~2時間に1回程度」(44%)が最多で、「1日に1回程度」(36%)と続いています。厚生労働省は30分に1回以上の窓開け換気を呼び掛けていますが、実際に実施している人はわずか9%にとどまる結果となりました。
上記の結果から、換気を十分に行っている人は少ないことが想定されます。「冬の換気を控えてしまうことはありますか?」の質問では、75%の人が「(控えてしまうことが)ある」と回答しています。
換気を控えてしまう原因としては、94%の人が「部屋が寒くなる」と答えています。
加湿で気になるのは「結露」や「お手入れの手間」
「加湿対策として、何をしていますか?」の質問では、「加湿器を使う」が43%で最多となりました。一方、「特にない」が32%を占めており、特に加湿対策をしていない人も多いことが分かりました。
>次ページ:冬場の効率的な換気・加湿術を解説
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