フォロワー数は二の次!? 3年ぶりのKCONで見た、いま韓国企業が求めているモノ【K-POPゆりこの沼る韓国】

M世代の韓国エンタメウォッチャー・K-POPゆりこと、K-POPファンのZ世代編集者が韓国のアイドル事情や気になったトピックについてゆるっと本音で語る【K-POPゆりこの沼る韓国エンタメトーク】。#3は3年ぶりにリアルで開催された「KCON 2022 JAPAN」をテーマにお届けします。

“楽しみながら”“気軽に”情報を広げていくSNSネイティブたち

ゆりこ:あくまで私が眺めた範囲の話ですが、20代以下と思われる若い世代は商品と自分の顔をセットで撮影しているなと思ったんです。もらったモノだけではなく自分+モノ。企業としてはよりリアルに見せられてありがたいはず。そしてみんなも撮り慣れているし、UPし慣れてる気がしたんですよ。

矢野:ここに関しては僕も半径数メートルの話になって恐縮ですが……、我が家に高校生の弟がおりまして。彼はTikTokを使いこなして自らどんどん投稿しています。まるで息をするように自分のことをSNSにアップしている(笑)。そういったハードルは年々低くなっているかもしれませんね。20代半ばの自分ですら10代とは差を感じますから。       
 
ゆりこ:今後そういった「SNSネイティブ」が増えてゆくってことですよね。しかも彼らがどんどん影響力や経済力を持ち始めるわけで。そうなると早くからSNS戦略に注目していて、すでに「拡散してくれるファン」をがっちり抱えているK-POPやKカルチャー業界にとって、さらに有利な時代になってくるかもしれない。
 
矢野:今だって、コロナ禍でオフラインのリアルな世界が止まっていたときにも、K-POPや韓国ドラマは活発に動いていましたから。企業側が必死にSNSを駆使して、というよりファンの手によって広まった感があります。    
 
ゆりこ:それがこれからはリアルなイベント、体験とも結びついていくから……。勢いが止まりそうにないなと今回のKCONで実感しました。今後もいろいろなK-POPイベントに参加していく予定なので、またレポートしますね。
 

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【ゆるっとトークをお届けしたのは……】
K-POPゆりこ:韓国芸能&カルチャーについて書いたり喋ったりする「韓国エンタメウォッチャー」。2000年代からK-POPを愛聴するM世代。編集者として働いた後、ソウル生活を経験。

編集担当・矢野:All Aboutでエンタメやメンズファッション記事を担当するZ世代の若手編集者。物心ついた頃からK-POPリスナーなONCE(TWICEファン)。
 

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