「途中で見るのをやめた夏ドラマ」ランキング! 2位『ちむどんどん』、1位は?

All About編集部は9月15~29日、全国151人を対象に「夏&秋ドラマ」に関するアンケート調査を実施。その中から今回は「途中で見るのをやめた夏ドラマ」をランキング形式で紹介します。

40作品以上のドラマが放送された7月クール。毎週欠かさずに見ていた作品もあれば、中には途中で見るのをやめてしまった作品もあるかもしれません。All About編集部は9月15~29日、全国151人を対象に「夏&秋ドラマ」に関するアンケート調査を実施。その中から今回は「途中で見るのをやめた夏ドラマ」をランキング形式で紹介します。

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※All About編集部では「満足度が高かった夏ドラマ」ランキングも発表しています。今回ランクインした作品も出ていますので、こちらもぜひご確認ください。
 

3位:『家庭教師のトラコ』(日本テレビ系)

『家庭教師のトラコ』(画像出典:公式サイト)
『家庭教師のトラコ』(画像出典:公式サイト

3位は『家庭教師のトラコ』(日本テレビ系)。「どんな志望校にも合格率100%」をうたう謎の家庭教師・根津寅子こと「トラコ」をトラコを橋本愛さんが演じました。トラコが受け持つのは、子どもを志望校に合格させたいと望む3人の母親とその子どもたち。年齢も抱えている問題もバラバラな彼女たちに、トラコは独自の指導法で“勉強よりも大切なこと”を教えるのでした。
 

回答者からは「主役のトラコがなんだか怖く感じて、最後まで見れば納得いきそうだけど、ついて行けなかった(40代女性/北海道)」「トラコの変わった教え方が意図があるのが分かっていても、最後までこれを見続けるのかと思ったら面倒だなと思ってしまいました(30代女性/広島県)」「キャラが見飽きたから(30代女性/青森県)」など、トラコの個性的なキャラクターについていけなくなってしまったという声が寄せられました。
 

また、「とりあえず見てみたが、次回も見ようとまでは思えなかった(50代女性/東京都)」「内容が辛かったところがあったから(20代女性/宮城県)」「橋本愛さんがいつ見ても声を張り上げていて、見ていて辛くなったから(30代女性/福岡県)」など、見続けるのをつらく感じてしまい、途中でやめてしまった人もいたようです。
 

2位:『ちむどんどん』(NHK総合ほか)

『ちむどんどん』(画像出典:公式サイト)
『ちむどんどん』(画像出典:公式サイト

2位は、9月30日に最終回を迎えたNHK朝の連続テレビ小説『ちむどんどん』。沖縄出身の俳優・黒島結菜さんが、沖縄料理に夢をかけるヒロインを演じました。2022年で本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、復帰前の沖縄で生まれ育った4兄妹の波瀾(はらん)万丈な人生と家族の絆を描いた今作。しかし、SNS上では「展開についていけない」などの声が相次ぎ、放送中から賛否が分かれる作品となりました。
 

回答者からは「何をテーマにしたいのか、訳がわからなくなった。放送前に『沖縄』を連呼していた割に、沖縄がらみのストーリーがすぐ終わり、もう少し沖縄の人たちの苦悩や歴史が絡むのかという期待も裏切られた感じがした(60代女性/神奈川県)」「話や設定がめちゃくちゃでした。度重なる詐欺・犯罪・借金踏み倒し、我の強い主人公とその兄弟に都合が良く話が転がる感じにイライラモヤモヤして視るに耐えられなくなってしまいました(40代女性/愛媛県)」など、厳しい意見が。
 

「ヒロインが高校を出て東京で働き始めたところまでは見ましたが、徐々に今までの朝ドラとは違うストーリーの質の悪さが見えてしまい見るのをやめました(20代女性/埼玉県)」「俳優さんは良いのに、脚本が良くない(つっこみどころが多い)(20代女性/東京都)」など、ストーリーに違和感を抱き、見るのをやめてしまった人が多かったようです。
 

1位:『競争の番人』(フジテレビ系)

『競争の番人』(画像出典:公式サイト)
『競争の番人』(画像出典:公式サイト

第1位は、坂口健太郎さん、杏さんがW主演を務めた『競争の番人』(フジテレビ系)でした。原作は、『元彼の遺言状』で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した作家・新川帆立さんの最新作。経済活動における自由で公正な競争の場を守る“競争の番人”こと「公正取引委員会」を舞台に、天才でひねくれ者の小勝負勉(坂口健太郎)と、実直な元刑事・白熊楓(杏)の凹凸バディが企業の不正に立ち向かいました。
 

月9ドラマということで注目度も高かったと思われる今作ですが、回答者からは「進み方がゆっくりで爽快感もあまりない(60代女性/千葉県)」「キャストとテーマに惹かれて見始めたのですがなかなか話が進まず、テーマも難しいこともあって見るのをやめました(20代女性/京都府)」という声が寄せられました。
 

また、「公正取引委員会という世界が自分になじみがなさ過ぎていまいち物語に入り込めなかったので見るのをやめてしまいました(20代女性/北海道)」「正直、公正取引委員会の仕組みがよくわからず、面白くなくなってしまったから(20代女性/北海道)」などの声も。「公正取引委員会」を題材にしたドラマは新鮮でしたが、理解するのが難しいと感じる人もいたようです。
 

また、「坂口健太郎くんと杏さんが久しぶりの月9。そして今まで取り上げてこなかった公安に視点を置いた作品で自分の中で期待値が上がっていたので観たときにストーリーのテンポ感が自分に合っておらず観るのをやめてしまいました(30代女性/福井県)」「坂口健太郎さんも杏さんも好きで見始めましたが、展開が地味で内容に興味が持てず、見るのが苦痛になってしまいました(30代女性/埼玉県)」など、テンポや展開に違和感を持ち、見るのをやめてしまったという意見もありました。
 

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