新型コロナウイルスが収束しても、マスクする?
コロナ禍も落ち着いてきて、マスクとの付き合い方も少しずつ変わってきていますよね。そこでAll About編集部は9月12~13日、全国10~60代の男女500人に「マスク」についてのアンケート調査を実施しました。
今回は、調査結果の中から「コロナが収束してもマスクする?」「マスクをしない生活に不安はある?」をご紹介します!
40%が「マスク生活を続けたい」
「コロナ収束後もマスク生活を続けたいですか?」という質問に、はいと答えたのは40%。半数には及ばないまでも、多くの人がマスク生活を続けたいと思っていることが分かりました。
マスク継続派からは、以下のようなコメントが寄せられました。
「飛沫がいかに汚かったを思い知ったので」(50代・男性)
「マスクは風邪予防にも効果的であることがよくわかったから」(40代・女性)
「なんかもう、マスクずっとしてたから外せないかも。はずかしくて」(30代・女性)
「もはやそれに慣れて、ファッションアイテムとして自分の身なりの一つになっている。口元を出すより隠すおしゃれとして楽しみたいです」(20代・女性)
ファッションや風邪予防としてだけでなく、「長引くマスク生活により外すのが恥ずかしくなってきた」「飛沫に対して敏感になった」といった声も上がりました。
一方、マスク卒業派のコメントはこちら。
「正直うんざりしているから」(20代・男性)
「呼吸が苦しいし、肌負担も大きいため」(30代・女性)
「花粉症などで一年の三分の一くらいはマスクをしているので、夏くらいは解放されたい」(40代・女性)
「マスクがあると相手の表情があまり読み取れないのでコミユニケーションのためにもなるべく外したいです」(20代・女性)
「コミュニケーションが取れない」「うんざりしている」「冬はともかく夏はしたくない」といった声が上がりました。
56%が「マスクをしない生活に不安」
「マスクをしない生活に戻ったときの不安はありますか?」という質問では、56%の人が「ある」と回答。半数以上が不安に思っていることが分かりました。
「ある」と答えた人からは、以下のようなコメントが寄せられました。
「つける人とつけない人でトラブルになりそう」(20代・女性)
「感染に対しての不安は無いが、顔全体を出すことに抵抗が出来た」(30代・女性)
「コロナ禍に知り合った人などにどんな顔をして会えばいいのか少し不安」(10代・女性)
「マスクをするのが当たり前になってしまったので体の抵抗力が低くなった気がする。すぐ風邪とか引いてしまいそうなので不安です」(20代・女性)
抵抗力が落ちていることや、顔を見せることへの不安、マスク継続派と卒業派のトラブルを気にする人も。
一方、「ない」と答えた人からは以下のようなコメントが寄せられました。
「違和感はあるがすぐなれると思う」(20代・男性)
「マスクによる不調の方がここ数年大きいので、特に不安はない」(30代・回答しない)
「約3年前まではそれが当たり前だったのでその生活に戻るだけだからです」(20代・女性)
「マスクをしていない人生の方が長いので何の違和感も感じずに外すことができます。いまだにマスクをつけ忘れて玄関先まで出ることがあるくらいです」(50代・女性)
「以前に戻るだけ」「すぐに慣れる」といった声が上がりました。
新型コロナウイルスの流行も未曽有の出来事でしたが、以前の生活に戻るのもまた未知の経験。少し不安ですが、良い方向に向かってほしいですね。
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