暑い夏が過ぎて屋外で軽く走ったり、テンポ良く歩いたりする人を多く見かけるようになりました。実は筆者もジョギングを日課にしているのですが、気になるのがシューズ。これまでいろいろなシューズを履いてきたのですが、今回レビューするのはワークマンの「アスレシューズ ハイバウンス」。履き心地やクッション性が気になるところです。
ワークマンが開発した「BounceTECH」搭載
「アスレシューズ ハイバウンス」の最大の特徴は、自社開発の高反発ソール「BounceTECH(バウンステック)」が組み込まれていることです。「BounceTECH」は、分子レベルから開発された高反発の素材で、走るときの衝撃を和らげる効果が期待できます。
ソール部分にはしっかりした厚みがあります。
柔らかさもあって、指で押してみると確かにへこみます。でも、すごく柔らかいわけではなく、へこませるには力が必要です。
靴紐を結ばないタイプ
靴紐は付いていますが、上部で結ぶタイプではありません。足を入れる部分は少し伸びるようになっているので、紐を解かずに履くことができます。このままでは足にフィットしないのでは? と思われるかもしれませんが、その場合には靴紐を締めて調整ができます。
メッシュ素材で通気性がよい
シューズは全体的にメッシュ素材になっていて、通気性が良いです。走っていると足汗をかくのですが、蒸れを軽減してくれます。一方でこのようなメッシュ素材のシューズは、真冬に使う場合、走り出しは爪先がスースーして寒さを感じてしまうことがあります。特に気温が低い朝晩に使う場合にはびっくりするかもしれません。でも走っているうちに爪先も温かくなってくるので、我慢するのは最初のうちだけで済みそうです。
マンダムフライギアと比較
筆者はこれまでワークマンで販売されている「マンダムフライギア」を使っていました。実際に使った感想としては、ソールが硬めということ。あまりクッション性がないのです。それと今回の「アスレシューズ ハイバウンス」を比較してみると、クッション性に大きな違いが感じられました。ワークマンの「アスレシューズ ハイバウンス」の方が柔らかくてふわふわしている印象です。
また靴紐にも違いがあります。マンダムフライギアは上まで靴紐があります。履くときにはいったん靴紐をほどくようにしていました。その点「アスレシューズ ハイバウンス」は、足を入れるだけ。足へのフィット感は好みが分かれるところですが、履く時の手間を考えると「アスレシューズ ハイバウンス」の方が楽といえるでしょう。
サイズ感は?
筆者は普段23cm~23.5cmのシューズを履いています。ワークマンの「アスレシューズ ハイバウンス」も23cmを選びました。つま先が当たることもないですし、足の幅もちょうどよいです。カラーは、ブラック、レッドダリア、ホリゾンブルー、ライトグレーがあります。筆者が履いているのはライトグレー。実は23cm、23.5cm、24cmがあるのはブラックと、ライトグレーのみです。他のカラーは24.5~28cm(0.5cm刻み、27.5cmを除く)となっています。
かかと部分に高さがある
写真のようにかかとが少し高くなっています。筆者の場合、これがアキレス腱の部分に当たり、靴擦れになってしまいました。今は靴下でカバーしているので擦れてしまうことはありません。走る前に必ず確認をしてほしいポイントです。
ワークマンの「アスレシューズ ハイバウンス」は、高反発の素材を使っているので、走っていると地面を蹴るときに反発力を感じます。10回ほど「アスレシューズ ハイバウンス」を履いて走っていますが、前述の靴擦れ以外は今の時点で違和感はありません。シューズ自体も、底が剥がれてしまったり、破れてしまったりすることもないです。
「アスレシューズ ハイバウンス」の価格は1900円(税込)ですから、スポーツメーカーのシューズよりもかなりお手頃価格となっています。ランナーにはそれぞれお気に入りのブランドがあるでしょうけれど、ワークマンの「アスレシューズ ハイバウンス」を試しに使ってみてもよいかもしれません。
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