9月3日は「グミの日」。「グ(9)ミ(3)」と読めることから、UHA味覚糖が制定したものです。「グミの日」には、例年、お菓子メーカーと「日本グミ協会」から成る「GUMMIT(グミット)」という団体が中心となり、さまざまな企画を実施しています。
All About編集部は、「日本グミ協会」の“名誉会長”武者慶佑さんにインタビューを実施。武者さんイチオシのおすすめグミを3つ紹介していただきました。
果汁グミ超えの逸品!? UHA味覚糖「三ツ星いちご スカイベリー グミ」
武者さん:UHA味覚糖は面白いグミを数多く出しているメーカーですが、「とろけるグミ」など、ツルっとして果汁を多く含んだシンプルグミを出すことがたまにあります。絶対に勝てないチート的存在、グミ界の主人公=ドラゴンボールの孫悟空である「果汁グミ」に正面から対決を挑むタイプの商品ということです。その中で最強の商品がこれです。
まずパッケージがすごいです。無駄がなくシンプルで、マットな加工がされていて、果汁グミに対抗するとしたらこれしかないといったものになっています。グミそのものにおいては、牛や豚ではなくフィッシュコラーゲン、アクアコラーゲンを用いていて、弾力もそれなりにあるのにとてもくちどけが良い。スカイベリ―の風味も出ています。
「果汁グミ」と正面から戦える商品で、なんなら勝ってる、完璧な商品だと思っています。
ジュレが生み出す「濃さ」! カンロ「ピュレグミプレミアム」
武者さん:完璧なブランド「ピュレグミ」に、ジュレを入れた商品です。小粒にして肉厚にすることで、弾力を保ちながらジュレの感じを出すことに成功しています。
ピュレグミはペクチン、すっぱいパウダーを使っている商品なので、味を濃くする方向性に行くことは難しいんです。そこにジュレを入れることで、果汁100%ではないものの、ジュレの甘さで濃さを出している。特に、水分含有量が多いフルーツの味も濃くできているのが素晴らしいと思います。個人的にはメロン味やさくらんぼ味はレジェンド級に好きですね。
ハード系グミに革命を起こした存在! ノーベル製菓「ぺタグーグミ」
武者さん:平べったい構造で、ハード系グミに「革命」を起こした存在です。サイズも大きく、穴が開いているので、口の中に入れてからいろいろな噛み方ができて楽しい。「噛みたい」という衝動を自由にコントロールできる商品といえます。
ノーベルは同じハード系の「サワーズ」が有名です。亀梨和也さんを起用したCMも話題になりましたよね。その状況で、同じハード系のグミをサワーズに対抗するレベルにまで伸ばしてきているのがすごいと思います。社内で二匹目のどじょうを作るのはただでさえ難しいことなのに、同じタイプの商品でそれを実現していることが素晴らしいです。
いかがでしたでしょうか? 武者さんは最後に「『コンビニに行ったらついつい見ちゃう』といった感じで、意識が少し変わるだけでもうれしい」と話してくださいました。皆さんも自分のお気に入りのグミを探してみてはいかがでしょうか。
※今回紹介した商品情報は2022年9月時点のものです。店舗によってはすでに販売を終了している場合があります
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