あなたがバイトで使っていた「用語・隠語」はなんですか?
TwitterなどのSNSで、元アルバイトが業界の闇や裏事情を告発する投稿が話題になっています。そこでAll About編集部では7月28日~8月10日の期間、全国に住む10~60代の男女500人にアルバイト経験についてのアンケート調査を実施!
回答の中から、今回は「バイト内だけで通じる用語・隠語集」を紹介します。
「おひとりさま」はバイト用語から生まれた?
まずは、業界ならではのバイト用語。以下のようなコメントが集まりました。
「歯科では抜糸と抜歯の読み仮名が『バッシ』で被るので抜糸の方を『バツイト』と呼んで区別している(20代・女性)」
「お弁当を作る工場では、自分の名前ではなく詰めているオカズの名前で報告する。例えば『コロッケトイレに行きます』など(50代・女性)」
「レストランでアルバイトをしていた際、『1名様』は『8名様』と混ざってしまって聞き取りにくいことがあるので『お1人様』と呼んでいました(30代・女性)」
店によって全然違う! トイレや休憩の隠語
続いて、トイレや休憩の隠語。色や番号、独自の暗号を決めている店もあるようです。
「紫⇒休憩 緑⇒トイレ[百貨店](30代・男性)」
「トイレはエンポー、休憩はノジ[整骨院](30代・女性)」
「トイレは『2番』、入金・両替は『お手洗い』と言っていました。今思うともの凄く変だと思います[100円ショップ](20代・男性)」
アナウンスやBGMでこっそり状況を知らせる
さらに、口頭だけでなく、アナウンスやBGMで伝えるパターンも。
「デパートの放送で雨に唄えばの音楽が流れたら、雨が降ってきたお知らせです(40代・女性)」
「『〇〇先生』という架空の名前が不審者の隠語になっていた。不審者がでた時に園内放送で伝えるが、不審者を刺激したり子どもを怖がらせたりしないように『〇〇先生、事務室までお越しください』のようにすることになっていた[保育園](30代・女性)」
「特定のアップテンポなBGMが流れた時はその日の売り上げ目標を超えた時であり、『X階◯◯売り場までお越しください』というアナウンスとともにピンクパンサーの音楽が流れている時は該当のX階と◯◯売り場で盗難・万引きが発生したので注意するように、という隠語的な扱いでした[百貨店](30代・女性)」
「フォックス」は万引き、そして「太郎くん」は……!
そして、特定のお客さまや、例のアイツのことを示す隠語。
「エステでは20代で結婚してない方をレディさんと呼び、1番のターゲットにしている(30代・女性)」
「東京ディズニーリゾートのホテルでアルバイトをしていました。フォックスが万引きを意味していると教えてもらいました(30代・女性)」
「ある飲食店は、太郎君がいましたとよく言っていました。太郎君=ゴキブリでした(20代・女性)」
業務やサービスの邪魔にならないために使われるバイト用語や隠語。意味が分かってしまっても、そっと聞き流しましょう……!
※回答者コメントは原文ママです
【おすすめ記事】
・「いつものと言われても知らないし」「正直迷惑」リアル調査した客への本音が反省させられる
・「工場は意外に清潔」「野球場でキンキンのビールを飲むには」バイト経験者が教えるマル秘裏知識
・花屋のカスミ草、ホルモン屋のもつ煮、メガネ屋のレンズは実は…。バイト経験者がこっそり教える裏情報
・「ウチは学歴重視ですから…」「相槌ひとつ打たない」この会社には入社したくないと思った面接エピソードが衝撃
・「煙草を吸いながら」「結婚について質問」この会社には入社したくないと思った衝撃の面接エピソード