『ベルサイユのばら』(通称「ベルばら」)は、1972~1973年まで少女漫画誌『週刊マーガレット』(集英社)で連載された大ヒット漫画。2022年で、誕生50周年を迎えます。フランス革命前後の時代を舞台に描かれたこの作品は、中高生の世界史の勉強材料としても注目を集めています。ドラマチックな物語は世代を超えて愛されてきました。
All About編集部は8月8~22日、『ベルサイユのばら』誕生50周年を記念してアンケート調査を実施。全国10~50代の男女96人を対象に『ベルサイユのばら』に登場する好きなキャラクターを聞きました。気になるランキング結果を発表します!
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第3位:マリー・アントワネット
主人公の1人、マリー・アントワネットが3位にランクイン! 美しく、天性の魅力で人をひきつける、オーストリアの女帝マリア・テレジアの皇女。メインキャラクターでは唯一、実在する人物です。
回答者からは、「気高い感じが好きです(45歳女性)」「生き方に共感する(45歳女性)」「自由奔放でありながら孤独を抱え愛に生きた人なので、どこか惹かれます(38歳女性)」「時代に翻弄された女性、の象徴。翻弄されながらも健気に生きている姿が印象的(34歳女性)」など、マリー・アントワネットの格好いい生き方に対して特に女性から多くの支持が集まりました。
第2位:アンドレ・グランディエ
オスカルの幼なじみ、アンドレ・グランディエが2位にランクイン! 身分の差に苦しむ姿が印象的です。
「ベルバラといえばオスカルとアンドレ、マリーアントワネットとフェルゼンの物語がドラマチックでとても好きだからです。(46歳女性)」「主要キャストのオスカル・アンドレ、アントワネット・フェルゼンは欠かせません。(49歳女性)」「アンドレの愛し方も純すいで大好きです。(47歳女性)」「ストーリーの中心にある人物だったから感情を揺さぶられたため(42歳女性)」など、主要キャラクターであることやオスカルとのドラマチックな恋模様が理由で選択した人が多くいました。
第1位:オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ
圧倒的人気を誇り、堂々の第1位に輝いたのは、オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ!
「かっこいい男前なのに実は女性だから(45歳女性)」「男装の美形で主役、文句なしに光っています。(53歳女性)」「女性なのに男性の格好をして勇敢に戦うから(57歳女性)」「女性でありながら男性として生きる凛々しさと、女性の心の葛藤が見ていてとても心動かされるからです。(37歳女性)」など、女性にもかかわらず男装して戦う姿が格好いいという声が多数上がりました。
また、「常に正義感を持っていて、異性から見てもかっこいい。最後のバスティーユ襲撃の時の号令は鳥肌がたつほどかっこいい。常に男性相手でも怯まない。(46歳男性)」「上品でただただかっこいい(33歳男性)」など、男性からも大きな支持を得ました。
『ベルサイユのばら』誕生50周年を記念して、「ベルサイユのばら展」が東京と大阪で開催予定。東京(六本木ヒルズ森タワー52F)は9月17日~11月20日、大阪(阪急うめだ本店9階阪急うめだギャラリー)は11月30日~12月12日までの期間です。懐かしい……と思った人も、まだ読んだことがない人もこの機会にぜひ『ベルサイユのばら』の世界観に浸ってみてはいかがでしょうか!
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