橋本愛さんが謎の家庭教師に扮するドラマ『家庭教師のトラコ』(日本テレビ系)。8月17日に放送された第5話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
第5話のおさらい
智代(板谷由夏)が胃ガンにかかっていることを聞かされたトラコ(橋本愛)。手術を1週間後に控えた智代は、めっきり明るくなり勉強に励む息子・高志(阿久津慶人)に伝えられず、トラコにも黙っているようお願いします。そんな智代の微妙な変化に気づいた高志から「何か知らない?」と聞かれたトラコは、いずれ分かるから焦らず待つようにと答えます。
貯金がほぼなく保険にも加入していない智代は、今死んだら高志にいくら残せるかをトラコの助言を受けて試算。トラコは高志が大学を卒業するまでに必要な金額をはじき出すと、「一緒に考えましょう。4630万円手に入れる方法」と告げます。
智代は元夫・満男(丸山智己)の元を訪れるも、事情を聞くなり智代の死を前提に話を進める満男と義母に腹を立て、金を借りるどころか強がりを言って帰ってきてしまいます。すると父から話を聞いたという高志と口論になり、高志は「母さんなんか死ね」と言い放ち満男の元へ行ってしまいます。
智代は火災保険で4000万円を高志に遺すため、店に火をつけようとします。しかし食用油には火はつかず。じたばたするだけで何もうまくいかないことを「ツイてない」と嘆く智代の言葉がトラコの逆鱗に触れます。「私には嫌いな言葉が4つある。けどまた増えた」と激高したトラコは、何かのせいにばかりしていないで自分の力で人生を切り開けと叱咤を浴びせます。
智代はトラコの厳しい添削をうけながら、高志への遺書を書き手術へ。手紙を読んだ高志は、「親が死んだらどうする?」というトラコから出されていた問いに、「ずっと母さんといたい」と回答。無事手術を終えた智代もまた、地道に自分の力で高志との人生を生きていく覚悟を決めるのでした。
息子へ宛てた母の遺書に「ボロボロ泣いた」の声
今回のトラコのターゲットは、「笑う門には福来る」を信条に無理してでも明るく振る舞う母親・智代。「ツイてない」という言葉がトラコの嫌いな言葉に加わる一方、トラコのTシャツには「いつまでもあると思うな親と金」の文字が見られインパクトを残しました。
Twitterでは能天気キャラな智代のあまりの浅はかさにツッコミが殺到。「頭が悪すぎる母親はキツイ」「すげえイライラする。勢いばっかじゃなくてちゃんと考えて生きなって」「いい人風にしてるけど毒親過ぎて…。計算できないわ子供いるのに保険にも入ってないわ、それなのにプライドばっか高いのが本当に無理」などのコメントが寄せられる一方、「トラコ添削済の新遺書全文朗読でボロボロ泣いてしまった」「遺書なのに『生きたい』という思いと高志への愛が詰まってて胸を打たれた」「板谷由夏の、何もかもを笑って強がって誤魔化してきてそれが沁みついちゃった人のお芝居もよかった」など感動の声も上がっています。
第5話では、トラコの父は幼い頃に他界し、母はトラコを捨てて行方知れずであることも明かされました。子供から母親へターゲットを変えたトラコの思惑は、次回から徐々に真相に近づいていく様子。トラコは子供を使って里美(鈴木保奈美)にひったくりを仕掛け、児童養護施設を助けるための3000万円を銀行の新頭取に就任した夫・利明(矢島健一)に頼むよう促します。「人は愛で動くのか、お金で動くのか?」――トラコによる授業から目が離せません。
『家庭教師のトラコ』第6話 8月24日放送予告
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