「献血」の記念品は回数やポイントに応じて種類があるって知ってた? 日本赤十字社に聞いてみた【8月21日は献血の日】

8月21日は「献血の日」。SNSでは献血の記念品がたまに話題となりますが、どういった種類があり、どのタイミングでもらえるのでしょうか。日本赤十字社に聞いた情報をもとに、記念品の種類をまとめてみました。

献血回数別の記念品は10回、30回、50回、70回、100回のタイミングで、以降100回ごとにもらえる

献血回数別の記念品は1995年にその内容が定められ、献血に協力した人への感謝の意を表するため、その功労に対して、全国において贈呈を行っているそうです。
 

記念品を配布するタイミングは、10回、30回、50回、70回、100回。200回以降の到達者へは100回ごとに感謝状が贈られます。

献血回数別の記念品(出典:日本赤十字社)

10回、30回、50回までの人は、用意されている3つの記念品(今治産無撚糸フェイスタオル、若挟塗箸2膳セット、有田焼小皿)から好きなものが選べます。ちなみにこの記念品、2020年12月に新制度となり、それまでは10回、30回、50回ごとに異なる色のガラス器がもらえました。

筆者が10回到達時にもらったガラス器。30回記念はもらわずに終わってしまいました

70回、そして筆者が狙っている100回到達でもらえる記念品は、ガラス盃。こちらは旧制度から変わっておらず、この回数に到達しないともらえない貴重な記念品です。日本赤十字社によると、「70回の銀色のガラス盃、100回の金色のガラス盃は、諸所お手続きにお時間をいただき、後日送付しております」とのことです。
 

献血回数のカウントは200mL献血、400mL献血、成分献血どれでも1回となります。もし回数狙いで献血に行くなら、次回献血までの間隔が少なくて済む成分献血がおすすめです。
 

・日本で一番献血回数が多いのは誰?
ちなみに、インターネットで検索すると過去には1100回以上(!)も献血をした人もいるのだそう。日本赤十字社に確認したところ、「各都道府県において表顕彰を行っているため、表顕彰人数についてこちらでは把握しておりません」とのことですが、計算上は人生で最大1200回以上献血ができる仕組みです。地域によっては1000回超えの功労者がいるかもしれませんね。
 


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