調査時期は2020年5月で、対象者数は遺伝子解析サービスの利用者2万1371人です。利用者のゲノムデータを用いて、「蚊に刺されやすさ(SNP:rs1026157)」という項目を解析。「蚊に刺されやすい遺伝子タイプが多い血液型」も公開しています。
蚊に刺されやすい遺伝子タイプが多い出生地ランキング1位は「愛媛県」
蚊に刺されやすい遺伝子タイプが多い出生地(都道府県)ランキングの1位は、「愛媛県(14.55%)」でした。次いで、2位「高知県(12.12%)」、3位「福島県(12.05%)」と続きました。愛媛県出身の人は、ほかの都道府県出身の人よりも蚊に刺されやすい可能性が示唆されます。
蚊に刺されやすい遺伝子タイプは「中四国」に多い傾向。「血液型」は?
ランキングの10位以内に、「中四国エリア」の5県がランクイン。ほかの中四国エリアの県も、ランキング上位に多い傾向が見受けられました。一方で、蚊に刺されやすい遺伝子タイプが高い血液型は「O型(9.47%)」が最も多い結果に。次いで、「AB型(8.94%)」、「B型(8.83%)」、「A型(8.24%)」となりました。
ユーグレナは、学術誌『Journal of Medical Entomology』(2004年)にて害虫防除技術研究所の白井良和先生が報告した「蚊はO型の血液型を好む」という結果と一致していることにも言及しています。
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