メルカリの発送で使える梱包材が100円ショップで多数販売されています。袋やテープ類もそうですが、さまざまなサイズの箱もそろっているんです。そこで今回はダイソーの「ダンボール箱」をチェック。使い勝手や見落としがちな注意点を解説します。
ダイソー「ダンボール箱」のサイズは?
まずはサイズを確認しましょう。ダイソーの「ダンボール箱」は幅約26.5cm、奥行き約19.6cm、高さ約12.7cmです。これは宅急便やゆうパックの「60サイズ」に対応しています。例えば、少し厚みのある洋服や10冊程度まとめ売りをした本、食器などはこのサイズで送れることが多いです。
底部分はテープを使う必要なし
ダンボールを組み立てる際、底の部分をしっかりとテープでとめることがあります。でも、ダイソーの「ダンボール箱」は、重ねるようにしてはめ込むことができるので、テープでとめる必要はありません。
ただし、重さがあるものを入れる場合には、テープで補強をしましょう。洋服など軽めのものなら大丈夫ですが、本や食器など重みがあるものの場合、底が抜けてしまうこともあります。
作りが違うからフタがしやすい
商品を入れた後はフタをすることになりますが、一般的なダンボールとは作りが違っています。差し込み口に差し込む形になっているのです。一般的な段ボールは両方からフタを閉じ、真ん中で合わせるようになっています。そのためしっかり梱包するにはテープが必要になります。また、ダンボールの中に隙間があると、ふたをテープでとめる時に沈んでしまうことはありませんか? そうするとテープが上手く貼れずに隙間ができてしまうことがあって、これが案外イライラするものなんですよね。
ダイソーの「ダンボール箱」の場合は、フタ全体をかぶせるようにして閉じるので、隙間ができることはありません。
購入者への気配り
またフタにはミシン目が入っているので、それに沿って開封することができます。指でぐっと押し込むと穴ができるので、そこから開けばスムーズです。商品が届いていざ開封しようと思っても、過剰に梱包されていると一苦労です。これは購入者にとってのストレスにもなりますが、それを軽減できる梱包材と言えます。
ここに注意、差し込み口はテープでとめた方が安心
差し込み口に関しては、テープでとめずにそのまま送ることもできますが、万が一のことを考えて、軽くとめておいた方が良いと筆者は思います。配送途中で開いてしまうことはなくても、購入者がテープなしの箱を受け取った時に、あまり良い印象を持たない場合があるからです。「丁寧に梱包してほしい」と思っている人であれば、マイナスの評価になることもあります。
テープでとめる時には、ミシン目にかからないようにします。ここをとめてしまうと、購入者が開封しにくくなってしまうからです。
60サイズの目安になる
普段梱包材を買わない人でも、ダイソーの「ダンボール箱」があるとサイズの目安にすることができます。発送の前に「これ、60サイズで送れるかな」と不安になっても、この箱に入るサイズであれば送れることがわかるのです。つまりメジャーのように使うこともできるので、持っていると役立ちます。
ダイソーの「ダンボール箱」は110円(税込)で販売されています。今回は60サイズをご紹介しましたが、他のサイズも売られています。一通りそろっているとサイズ感の確認もでき、もちろん梱包材としても活用できますよ。
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