有村架純さん、中村倫也さんのタッグによる異色のリーガルエンターテインメントドラマ『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』(TBS系)が、7月15日に放送スタートしました。第1話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
第1話のおさらい
石田硝子、通称“石子”(有村架純)は父・綿郎(さだまさし)が経営する「潮法律事務所」で働くパラリーガル。ある日、ぎっくり腰になった父の代理でやってきた弁護士の羽根岡佳男・“羽男”(中村倫也)が、依頼人に対して強気な発言と独特のテンションで接する様子を見た石子は「依頼人から訴えられるのでは?」と不安を覚えます。羽男は綿郎により「潮法律事務所」に正式採用された、石子の新たなパートナーでした。
早速、羽男に相談の依頼が入ります。カフェで携帯電話を充電していたら店から訴えられたという会社員・大場蒼生(赤楚衛二)の話を聞き、カフェを訪れる石子と羽男。意気揚々と店長(田中要次)と対面した羽男でしたが、押しの強い店長が机を叩くたびに縮こまり、諦めると言い始めました。石子は店長が実は家賃を滞納し資金に困っていたことを独自に調べて突破口を見つけ、羽男が石子の立てた筋書き通りに話すと、店長は訴えを取り下げました。
実は石子の高校の後輩で、弁護士を目指していたのを思い出して相談しにきたという大庭。羽男は大庭にまだ悩みがあることを見抜きます。大庭が訴えられたカフェの向かいには彼の勤務先の支社があり、大庭はかつてパワハラと職場いじめに遭って左遷されていました。同僚の沢村(小関裕太)はまだパワハラに遭っているから助けたいと大庭。石子と羽男は依頼を受けます。
しかし調べを進める中、パワハラをしていたのは大庭で、証拠のメールがあると告発する社員が現れます。事実が見えない中、大庭を疑い諦めようとする羽男。ルールが違いすぎてやっていけないと嘆く石子に、綿郎は羽男との出会いを話します。羽男はフォトグラフィックメモリーの能力があり、高卒ながら一発で弁護士試験に受かった人物。しかし応用がきかず不測の事態にはパニックに陥って対処できず、前の事務所をクビになったところを綿郎に拾われたのです。
一方の羽男は、大庭がカフェから盗撮していた映像の中に沢村がパワハラの証拠を録音している姿を見つけ、大庭からパワハラメールが支店長に強要された沢村の仕業だったという真相を聞きます。大庭と示し合わせてパワハラの事実を明るみにした羽男。しかし沢村は録音データを出そうとせず、不測の事態に羽男は及び腰になりかけます。そんな時、すっと前に出た石子は、法律を活用することは情けないことではないと説き、声を上げてもらえないと力を貸せないと沢村に語りかけます。石子の語りかけに応じた沢村により形勢逆転。羽男は支店長にも会社を訴えることができると営業をかけるのでした。
石頭女子×ふわふわ男子の凸凹コンビに期待の声
パートナーを組んで最初の案件を無事解決し、石子と羽男の名コンビが誕生。テンポ良く軽快な会話劇と、2人の魅力的なキャラクター性が光った第1話。潮法律事務所に大庭がアルバイトとして加わり、今後の展開に期待が持てるラストシーンでした。
Twitterでは「面白かったー!もうすでにいいコンビ。補い合いながらどこへ向かっていくのかしら。見ててワクワクするドラマはいいな」「まだ初回だけど、コンビとかバディというのはお互いに欠けている部分を補い合う存在なんだという王道を見られた気がした」「登場人物が全員魅力的。次回も楽しみ」「羽男の早口、長セリフ凄かった」「相談案件がタイムリーな感じ。公共施設でのスマホ充電は誰かかにかはやりがちでしょう。窃盗罪にあたるんだよね。その流れでパワハラ告発も兼ねていたという」「サブタイトルが『そんなコトで訴えます?』だけど、そんなことでも頼っていいんだよ。と示してくれた第1話だった」など、好感触のコメントが寄せられています。
第2話では、小学生の息子・孝多(小林優仁)が内緒でスマホゲームに課金して、ゲーム会社から高額請求され困っているという母親・相田瑛子(木村佳乃)からの相談に向き合います。石子と羽男はそれぞれの強みを生かし、どう案件に立ち向かうのでしょうか? 有能な石子がなぜ弁護士にならないのか、彼女の過去に何があったのか、父・綿郎との微妙に距離を感じる関係性も気になるところ。凸凹名コンビの活躍から目が離せません。
『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』第2話 7月22日放送予告
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