旅行情報誌『関西・中国・四国じゃらん』は2月9〜11日、中国・四国地方（鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県）に住む20〜69歳の男女、1033人を対象に、同エリア内の観光地に関するアンケートを実施しました。実際に訪問して宿泊したことのある人が選ぶ、人気観光地満足度ランキングの発表です。
3位は岡山県「美作三湯（湯原・湯郷・奥津温泉）」65.9％
3位は岡山県の「美作三湯（湯原・湯郷・奥津温泉）」です。美作三湯は「みまさかさんとう」と読み、湯原（ゆばら）、湯郷（ゆのごう）、奥津（おくつ）と3つの温泉からなります。美作三湯は西日本有数の温泉地として知られる、豊かな自然に囲まれ、長い歴史を持つ温泉地です。美作三湯は「足元湧出」と呼ばれる川底から自然にお湯が沸く露天風呂「砂湯」が有名で、1980年には「露天風呂番付」で西の横綱に選ばれました。これは、足元湧出が全国でも1％未満と非常に希少価値があるためです。
美作三湯へのアクセスは、大阪、神戸、鳥取米子方面からなら中国自動車道の美作インターチェンジで下りて約10分。広島、高松方面からであれば、山陽道を山陽インターチェンジで下りて、55分ほどです。飛行機の場合は岡山空港からタクシーで約3000円の距離にあります。
2位は愛媛県「道後温泉」68.2％
2位は愛媛県の「道後温泉」です。道後温泉は兵庫県の有馬温泉、和歌山県の白浜温泉とならぶ日本三古湯として知られる約3000年の歴史を誇る温泉で、夏目漱石の小説『坊っちゃん』の舞台としても有名です。道後温泉は重要文化財である「道後温泉本館」を中心とした温泉街で、周辺には賑やかな商店街があるほか、ホテルや旅館、カフェなど多くの施設で足湯や手湯が楽しめます。足湯・手湯は施設によっては無料ですが、タオルは持参したほうがよさそうです。
道後温泉へのアクセスは、松山空港から道後温泉駅までリムジンバスで約45分、タクシーなら約30分です。電車を利用するなら、JR松山駅から道後温泉駅まで路面電車で約25分、もしくはタクシーで約25分です。
1位は鳥取県「三朝（みささ）」70.7％
第1位には鳥取県の「三朝」がランクイン。三朝温泉は三徳川に沿って温泉街が並んでおり、三朝橋のそばの露天共同風呂、河原風呂のほか公衆浴場、立ち寄り湯が充実しており、飲泉にも最適です。温泉街には20を超える湯の街ギャラリーを展開しているのが特徴です。三朝へのアクセスは車なら大阪から約3時間20分、岡山から約1時間50分、広島から約3時間20分。高速バスであれば大阪から3時間20分、神戸から3時間5分、岡山から2時間55分です。
三朝の散策には朝8時半〜午後5時半まで利用できるレンタサイクルがおすすめです。電動アシストタイプの自転車も1日1000円で借りられます。
＞5位までの全ランキング結果を見る
【おすすめ記事】
・2022年 関東の人気観光地満足度ランキング！ 3位「草津」、2位「箱根」を抑えた1位は？
・2022年 関西の人気観光地満足度ランキング！ 3位「ユニバーサルシティ」、2位「白浜温泉」、1位は？
・中国・四国版「男性の平均年収が高い県」ランキング！ 2位「広島県」422万円、1位は？
・四国エリアの「住み続けたい街」ランキング！ 2位は香川県「三木町」、1位は？
【関連リンク】
・リクルート
・プレスリリース
