『競争の番人』第1話 「公取委」が舞台の異色ドラマ好発進! NHK大河『鎌倉殿』『真田丸』を思い出す声も

7月11日に放送されたドラマ『競争の番人』(フジテレビ系)第1話のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころに迫ります(画像出典:『競争の番人』公式サイト)。

杏さん&坂口健太郎さんによる月9ドラマ『競争の番人』(フジテレビ系)が7月11日に放送スタートしました。第1話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。

 

競争の番人
画像出典:フジテレビ『競争の番人』公式サイト

 

第1話のおさらい

刑事の白熊楓(杏)は目の前で犯人を取り逃がすという失態を犯し、公正取引委員会審査局第六審査へ異動させられてしまいます。異動初日、白熊を出迎えたのは桃園千代子(小池栄子)のみ。他のメンバーは入札談合の疑いがある大手建設会社に立入検査中とのことで、白熊は桃園とともに現場へと向かいます。
 

現場に着くと、桃園は第六審査のメンバーを白熊に紹介。キャップの風見慎一(大倉孝二)、六角洸介(加藤清史郎)、紺野守里(石川萌香)が挨拶する中、桃園はもう1人、小勝負勉(坂口健太郎)がいると白熊に伝えました。メンバーたちが公取委の立場の弱さをこぼす中、白熊が不審な社員・豊島(長谷川朝晴)を見つけると、豊島はファイルを持って逃走。白熊に追いかけられた豊島は資料室に入り、そこにいた男にファイルを渡そうとしました。白熊は2人を確保しますが、その1人こそ小勝負でした。
 

第六審査に戻ったメンバーは留置した資料を調べ始めます。地味な作業に辟易する白熊に、桃園たちは小勝負が東大法学部を主席で卒業した優秀な人物だと教えます。そこへ本條聡子審査長(寺島しのぶ)が現れ、白熊に「小勝負を頼む」と謎の言葉をかけるのでした。
 

第六審査は新たな案件として、栃木県日光のホテル間で行われるウエディング費用のカルテル疑惑に着手。風見から現地での調査を命じられた小勝負と白熊は、カップルのふりをして調べを進めます。小勝負の大胆ながら緻密な調査に振り回される白熊。
 

そんな中、カルテル仲間と思われるクラシカルホテル社長の安藤(勝矢)が刃物で刺され重体となる事件が発生。小勝負と白熊はカルテルの中心人物と思しき天沢グループ専務・天沢雲海(山本耕史)を尾行すると、天沢もまた何者かに刺されそうになる現場に遭遇。白熊は犯人を飛び蹴りで確保し天沢を守りますが、それが原因で調査していることが天沢にバレてしまい、調査はいったん棚上げに。しかし本條は「挽回のチャンスはある」と、検察から出向中で小勝負の大学時代の同期・緑川瑛子(大西礼芳)を連れてきました。
 

緑川から「納入者いじめ」「下請けいじめ」を調べるよう言われた小勝負と白熊は、容疑者のフラワーショップを訪れます。容疑者の妻から実態を聞き帳簿を見せてもらった小勝負は、桁外れの記憶力から帳簿をすべて暗記し、納入者いじめからカルテルへとつなげる調査の許可を取り付けます。
 

しかし天沢は立入検査を拒否し、警察の捜査ほど権力を持たない公取委に何ができると余裕を見せます。小勝負は以前から怯えた様子を見せていたホテル長・長澤俊哉(濱津隆之)を見張るよう六角に指示。案の定パソコンを抱えて逃走したホテル長を追いつめると、彼はパソコンを橋の上から川に投げ捨てました。小勝負は川に入りパソコンを回収すると、天沢はそれを取り戻そうとしにやって来ます。捨てられたものを拾っただけだと保持する小勝負。「せいぜい恥をかかないように」と吐き捨てて天沢は立ち去ります。
 

後日、天沢はテレビ出演をし、納入者いじめの被害者はむしろ自分たちであると公表し先手を打ってきました。天沢は国土交通省・事務次官の藤堂清正(小日向文世)と裏でつながっている様子。藤堂と小勝負には過去に何らかの因縁があるようで――。

 

競争の番人
画像出典:フジテレビ『競争の番人』公式サイト

 

個性豊かなキャラクターと豪華キャストに期待高まる

本作は前クールの月9『元彼の遺言状』(フジテレビ系)の原作者・新川帆立さんの同名小説のドラマ化作品。公正取引委員会を舞台とした“凸凹バディのエンタメ・ミステリー”ドラマです。初回から肉体派・白熊と頭脳派・小勝負による掛け合いが光り、個性豊かなメンバーたちに囲まれながら名コンビに育っていくであろう展開に期待が湧きました。
 

Twitterでは「めちゃくちゃ豪華な出演者」「坂口健太郎がかっこいい時に可愛い。これは見るべき!」「みんないいキャラしてる」「テンポいいね」「面白い目線のドラマ」「警察との違いを見て公取てそんなに地位低いのかと驚いた」など、個性豊かな登場人物と公正取引委員会という新鮮な舞台設定に好感触のコメントが上がる一方、「なかなかよい。ただキャストが鎌倉殿の13人」「どうしても鎌倉殿の13人で相関図をえてしまう(笑)」「大河ドラマと出演者かぶりすぎで笑ってしまった」「最後、真田丸じゃん」など、大河ドラマを想起する声が続出しています。
 

ホテル天沢のウエディングにおけるカルテルを追う第六審査のメンバーたち。しかし天沢雲海のガードは固く、退職したというホテル長・長澤も何も語らず難航します。白熊は納入者いじめで苦しむフラワーショップへと足を運び――。白熊と小勝負をはじめ個性豊かなメンバーたちの今後の奮闘に期待です。
 

『競争の番人』だいたい6分で分かる第1話SPダイジェスト


 

『競争の番人』第2話 7月18日放送予告




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