7月2日にサービス開始9周年を迎えたメルカリが、メルカリ社員が選ぶ9つの豆知識を数字でまとめた「メルカリ サービス開始9周年」インフォグラフィックスを公開しました。この記事では、「60秒以内で売れたブランドランキング」をピックアップして解説していきます。
60秒以内で売れたブランド、1位はApple
メルカリでは、出品してからほんの数秒で売れることもあります。出品者自身、「え? もう売れたの?」と驚いてしまうのですが、このスピード感もメルカリの特徴の1つですよね。2021年4月1日〜2022年3月31日の期間で、60秒以内で売れたブランドのランキングは以下の通りです。※1万円以内の商品が対象
1位:Apple
2位:EPSON
3位:Zippo
4位:Nintendo 3DS
5位:Canon
今回の調査では1万円未満の商品が対象になっていることから、1位のAppleはスマホやパソコンというよりはイヤホンやマウスなどのアクセサリー類だと想定されます。Appleの純正イヤホンは新品で買うと数万円と値段が高いものもあるので、メルカリで買うと価格を抑えられるというわけです。
実は筆者自身、 Appleの純正イヤホン(有線)をメルカリで購入したことがあります。ずっと使用していたイヤホンが壊れてしまったからです。iPhoneは11シリーズ以前は有線のイヤホンが付属されていました。他にお気に入りのイヤホンを使っていれば不要となりますので、それをメルカリで売っているユーザーも少なくありません。価格は2000円程度でした。
リモートワークの影響も色濃い
2位のEPSONと5位のCanonは、新型コロナウイルス感染症によるリモートワークの影響が強いと思われます。自宅で仕事をする際、プリンターやインクが必要になり、メルカリで購入したのではないでしょうか。
ちなみにEPSONやCanonの純正インクの場合、使用済みの空インクが売れることもあります。詰め替え用のインクを入れれば使用できるからです。カラーによっても販売価格は異なりますが、メルカリでは2個で1000円前後で取引されています。処分せずに出品すると、思わぬ高値で売れるかもしれませんからですね。
「おうち時間」がキーワード
60秒以内で売れたブランドランキングの中には、「Nintendo 3DS」の他に「PlayStation Vita」「GAME BOY ADVANCE」「Nintendo Switch」などのゲーム機も10位以内にランクインしていました。これらは「おうち時間」を楽しむためのアイテムでもありますよね。
カテゴリ別のシェアを見ても本やゲームなどの「エンタメ・ホビー」カテゴリが全体の26%でシェアトップとなったことから、ゲーム関連は人気が高いことも分かります。
ゲーム機に関しては本体だけではなくゲームソフトも人気です。最新のソフトはもちろんですが、昔のソフトもまとめると売りやすくなる傾向があります。
メルカリは2021年9月に月間ユーザー数が2000万人を超えるなど、巨大市場となっています。今後もメルカリから目が離せません。
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