配送方法を変更してと言われても……

All About編集部が2022年2月、全国500人を対象に実施した「メルカリに関するアンケート調査」によると、購入者/出品者ともにモヤッとした経験があるようです。
 

今回はその中から、「配送方法の変更」について、ネットオークション暦18年、フリマアプリ歴8年以上の専門家で「All About」メルカリの使い方ガイドの川崎さちえが解説します。
 

メルカリ便からの変更は、住所の連絡が面倒

メルカリは商品の購入後に配送方法を変更することは可能ですが、メルカリ便から他の方法に変えると少し面倒なことが起きます。メルカリ便は匿名配送なので、送り先の住所や名前は分からない状態。そのため普通郵便に変更するとなると、相手の送り先を教えてもらう必要があるのです。このやりとりが少々面倒に感じてしまうこともあるかもしれません。
 

匿名配送が使えなくなってしまう

メルカリ便から他の配送方法に変更すると、匿名配送は使えません。基本的には差出人である出品者も荷物に住所を書くことになるので、購入者に個人情報を伝えることになります。ユーザーの中には個人情報を教えたくないからメルカリ便を使っている人もいるので、変更はしたくないのが本音でしょう。
 

定形外郵便になると、基本的には郵便局の窓口に行くことになる 

定形郵便で送れるサイズならばポストに投函できますが、定形外郵便になると郵便局の窓口に行くことになります。定形外郵便には規格がありますし、重さによって料金が異なります。窓口でサイズや重さを測ってもらわないと正確な料金が分からないこともあるからです。そうなると窓口が開いている時間に行くことになるので、なかなか時間が取れない人は配送方法の変更に抵抗を感じてしまいます。
 

配送方法を変更すると送料が高くなることも

荷物のサイズによっては、メルカリ便から変更することで送料が高くなってしまうことがあります。例えばネコポスで送れるサイズ(縦23~31.2cm以内、横11.5~22.8cm以内、厚さ3cm以内、重さ1kg以内)は、定形外郵便の規格内(規格内は、長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内および重量1kg以内)で送ることができます。もし重さが500g以上1kg未満であれば、メルカリ便のネコポスは175円、一方定形外郵便は580円になってしまいます。


参考:郵便物の料金(日本郵便)
 

購入後なので価格の変更はできませんから、増えた分は出品者負担になるでしょう。当初考えていた販売利益よりも減ってしまうので、出品者も納得できませんよね。
 

出品者は発送方法の変更を断っても問題ない

購入前にコメントで配送方法の変更について問い合わせがあれば、出品者も対応できたと思います。メルカリ便よりも送料が高くなれば、その分を販売価格に反映させることもできたでしょう。また匿名配送が使えないので、断ることもできましたよね。
 

すでに購入してしている状態ならば、変更そのものができないと断るのも手です。出品者にとってデメリットが多くなるならば、取引のキャンセルも視野に入れて良いのかなと筆者は考えます。



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