今田美桜さん主演のお仕事ドラマ『悪女（わる）～働くのがカッコ悪いなんて誰が言った!?～』（日本テレビ系）が、6月15日の放送で感動の最終回を迎えました。最終話のストーリーを、SNSで話題のコメントとともに振り返ります。
最終話のおさらい
「女性の管理職五割計画」（通称JK5）は本当に「オウミ」を良くするためになっているのか――。必要のない人間は容赦なく切り捨て差し替える峰岸（江口のりこ）のやり方に反発した麻理鈴（今田美桜）は、「JK5」から出ていくよう命じられます。気落ちする麻理鈴でしが、小野（鈴木伸之）に励まされ、担当している「女性の管理職育成研修」で峰岸が認める結果を出そうと決意しました。
早速「JK5」に分室を作った麻理鈴。企画開発部で孤立してしまった笹沼（ソニン）や、仕事と育児を巡って離婚の危機に陥ったマミコ（桜井ユキ）の問題を解決すべく奔走します。一方、T・Oさんこと田村（向井理）が影でリストラを進めていると疑っていた小野と山瀬（高橋文哉）は、田村の目論見を知り疑惑を改めます。
麻理鈴は、笹沼やマミコが直面している問題を解決するには、働く男性が抱えている課題にも向き合う必要があると気づきました。梨田（石橋静河）や川端に協力を仰ぎ、社員が匿名で悩みを相談し合える「雑談ルーム」をWEB上に開設。相手を否定しないというルールが課せられた雑談ルームには、社員たちの様々な本音が集まり始めます。
そんな中、不当なリストラや男性社員と女性社員の間の決裂など「JK5」の影の部分を暴いた記事が週刊誌に掲載され、峰岸は責任を問われる立場に陥ってしまいます。人事部の夏目（石田ひかり）からも、今年の新入社員は自分たちが思うほど出世を望んでおらず、「JK5」は潮時だと言われた峰岸は、辞表を手に全社説明会に臨みます。
田村から峰岸が辞めるかもしれないと聞いた麻理鈴は、峰岸と共に仕事を続けるため、そして「オウミ」の未来のために奮起。説明会場に乗り込み、JK5推進室分室の身として必死のプレゼンを行います。麻理鈴は、雑談ルームに集まった様々な悩みとともに、ロールモデルとしてはハイスペックすぎる峰岸の人間味あふれる姿を伝え、自分は峰岸についていくと宣言。峰岸は「誰が辞めるって言った？」と麻理鈴からスピーチを引き継ぎ、男性社員も女性社員も誰もが生きやすいオウミになっていこうと、改めて本当の意味での「JK5」の信念を語ります。
「JK5」には男性社員にも参加してもらうべきだったと峰岸。すると山瀬が手を挙げ、会場からも参加を望む声が続出しました。麻理鈴と峰岸のスピーチが「オウミ」の社員たちの心を動かし、「JK5」とともに「オウミ」は新たな一歩を踏み出すのでした。
麻理鈴＆峰岸の名コンビが全社員の心を動かす
峰岸と冷戦状態にあった麻理鈴ですが、最終的には名コンビぶりを発揮して清々しい幕引きとなりました。
Twitterでは「めちゃくちゃ誠実にジェンダーギャップへの立ち向かいが描かれてたと思う。前半はステレオタイプの再生産にも見えたけど、麻理鈴のキャラクター作りがうますぎて、見た後なんか元気が出るようになった」「毎回あるある！と共感だった。どの会社もこうなればいいよね」「すごくいいドラマだった。続編が見たいぐらい。見ててすごく元気になったな」「面白かった！そして最後は感動した！」「最終回の峰岸さんのスピーチが、全ての日本の仕事場に響いてほしいな！」「自分のモヤモヤを言語化してくれたドラマだった」など、絶賛と感動の声が上がっています。
また、T・Oさんに仕事ぶりを認められ有頂天の麻理鈴を見て、思いを告げきれず「困った時の小野忠」に徹した小野にはエールが殺到。「まだ続きそう」「シーズン2がありそう」など、魅力的な登場人物にあふれた本作の続編を期待する声が寄せられています。
【バックナンバー】
・『悪女（わる）』第9話 働く女性のリアルな本音と描写に「ほんそれ」「核心ついてる」共感殺到
・『悪女（わる）』第8話 ワーママ・桜井ユキの葛藤に共感殺到「刺さりまくった」「身につまされる」
・『悪女（わる）』第7話 出る杭は打たれる？ 今田美桜、社内政治を知るも報復人事に視聴者ショック
・『悪女（わる）』第6話 「先輩も後輩も同じ仲間」峰岸（江口のりこ）の名言に共感の声
・『悪女（わる）』第5話 峰岸の過去が明らかに……麻理鈴の恋には高橋文哉ルートも追加か
・『悪女（わる）』第4話 「思ってること全部言ってくれた」「スッキリ」男女格差へ切り込んだセリフに共感殺到
・『悪女（わる）』第3話 江口のりこ×向井理、今田美桜×鈴木伸之の関係が気になる展開に
・『悪女（わる）』第2話 「麻理鈴が会社を変えていくのがスゴい」感動と共感の声
・『悪女（わる）』第1話 今田美桜×江口のりこ最強タッグ爆誕！ 「面白い！」「元気でる！」と好発進
