がん医療の質の向上とがん予防の推進などを目的に、厚生労働省が2016年から毎年実施している「全国がん登録」。2022年5月に発表された調査結果によると、2019年に新たに胃がんと診断された患者の総数は全国で12万4319例。男女別では男性が多く8万5325例、女性は3万8994例でした。

今回はその調査結果をもとに、胃がんの罹患率が高い都道府県を紹介します。

 

2019年の胃がん罹患率トップは「山形県」

 

「全国がん登録」(2019年調査)の結果によると、胃がんの人口10万人当たりの年齢調整罹患率(※)が高い都道府県TOP3は次の通りでした。

※年齢調整罹患率:がんは高齢になるとより罹患率が高まるため、年齢構成が異なる都道府県同士を比較する際に用いる値。集団全体の罹患率を、基準となる集団の年齢構成に合わせて調整したもの

 

1位:山形 60.1(前年3位:2.7ポイント増)
2位:新潟 59.5(前年1位:5.1ポイント減)
3位:秋田 58.6(前年2位:2.5ポイント減)

 

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1位は山形県。全国の人口10万人当たりの罹患率が41.6なのに対して60.1という結果に。調査を開始した2016年で3位(63.2)、17年で3位(60.2)、18年で3位(57.4)といずれも高く、山形、新潟、秋田の3県はこれまでの調査すべてで胃がんの罹患率上位3位を独占しています。

逆に胃がん罹患率が最も低い都道府県は沖縄で10万人当たり21.5、続いて鹿児島(29.1)、熊本(29.3)。これら3県も2016年以降の調査結果全てで下位3位に入っています。


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