がん医療の質の向上とがん予防の推進などを目的に、厚生労働省が2016年から毎年実施している「全国がん登録」。2022年5月に発表された調査結果によると、2019年に新たにがんと診断された患者の総数は全国で99万9075例。都道府県別の罹患数も明らかにされています。

今回はその調査結果をもとに、がん(全部位)の罹患率が高い都道府県を紹介します。

 

2019年のがん罹患率トップは「秋田県」

 

「全国がん登録」(2019年調査)の結果によると、人口10万人当たりの年齢調整罹患率(※)が高い都道府県TOP3は次の通りでした。

※年齢調整罹患率:がんは高齢になるとより罹患率が高まるため、年齢構成が異なる都道府県同士を比較する際に用いる値。集団全体の罹患率を、基準となる集団の年齢構成に合わせて調整したもの

 

1位:秋田 413.8(前年4位:6.3ポイント増)
2位:北海道 413(前年6位:7.4ポイント増)
3位:青森 412.3(前年3位:1.8ポイント増)

 

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1位は秋田県。全国の人口10万人当たりの罹患率が387.4なのに対して413.8という結果に。調査を開始した2016年で2位(446.3)、17年で5位(412.3)、18年で4位(407.5)といずれもやや高い罹患率となっています。

上位3位には比較的寒い地域が並ぶ一方、逆にがん罹患率が最も低い都道府県は宮崎県で10万人当たり356、次に長野(356.4)、山梨(357.7)でした。

また男女別では女性の10万人当たりのがん罹患率1位は北海道(375.5)、2位東京(368.5)、3位青森(361.7)、男性のがん罹患率1位は秋田(490.1)、2位青森(489.9)、3位島根(489.3)でした。


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