『恋マジ』第8話 “毒母”めぐる純と柊磨の対応にネット賛否「しんどい」「別れた方がいい」

6月6日に放送されたドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』(フジテレビ系)第8話のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころに迫ります(画像出典:『恋なんて、本気でやってどうするの?』公式サイト)。

アラサー女子のままならない恋愛模様が胸に刺さるドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』(フジテレビ系)通称『恋マジ』。6月6日に放送された第8話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。

 

恋マジ
画像出典:関西テレビ『恋なんて、本気でやってどうするの?』公式サイト

 

第8話のおさらい

純(広瀬アリス)たちの協力のもとリニューアルオープンした「サリュー」には客足が戻り、柊磨(松村北斗)が店を買い取る条件としてオーナーの次郎(小市慢太郎)が提示した売上目標も、達成まであと少しに迫ります。そんなある日、純が同僚とランチを食べに行くと、サリューでは柊磨の母・真弓(斉藤由貴)がホール接客をしていました。
 

柊磨は本人の希望と人件費節約のためだと言い、克巳(岡山天音)がフォローに入るも真弓は明らかに足手まとい。店の評判が落ちることを危惧した純は、柊磨に「やめさせたほうがいい」と忠告。それが原因で2人の間に不穏な空気が流れ始めます。
 

幼い頃から苦しめられ、縁を切るほど母親を嫌っている純は、真弓を見捨てようとしない柊磨に複雑な思いを抱きます。しかし拓人(古川雄大)から、次郎が出て行った後に真弓が自殺未遂を図りギャンブル依存が激しくなったこと、次郎に引き取られることを拒否し、真弓を見捨てないと決心した幼い柊磨の話を聞いた純は、真弓に歩み寄ろうと決意。しかしそんな純の態度は真弓の心を逆なでしてしまいます。
 

一方、田辺(アキラ100%)の妻から慰謝料を請求されたアリサ(飯豊まりえ)は、合わせる顔がないと克巳を避けていました。克巳は田辺に会いに行き事情を聞かされます。アリサが田辺とまだ関係を持っていたことを知り傷ついた克巳は、アリサに別れを告げました。夫に離婚を宣言した響子(西野七瀬)は、家族と一緒にいる要(藤木直人)を目撃してショックを受けるも、自分の気持ちを抑えきれなくなり想いを告げます。要もまた響子のことが好きだと言いキスを交わしますが、それ以上先へ進もうとする響子を優しくいさめました。
 

柊磨への執着にも似た真弓の母心は、彼を目当てに来る女性客への嫌がらせにも発展。ひな子(小野花梨)からその事実を聞いた純は、柊磨に「毒親は変わらない、いつまでも毒親のまま」と言い放ち、真弓を更生施設に戻さないならもうここには来ないと宣言。すると、会話を聞いていた真弓が包丁を持って走り去っていきました。柊磨と純が追いつくと、真弓は我が物顔でサリューを仕切る純への疎ましさを爆発させました。真弓と純の間にはさまれた柊磨は、苦々しく複雑な表情で純に「帰れ」と言い放ちます。
 

その頃、サリューでは謎の女性(藤原紀香)が訪れるなり、要に熱烈なキスをしかけていました。目の当たりにした響子はショックを受け店を後にし、柊磨に拒絶され放心しながら歩く純と遭遇します。純に抱きついて泣き出す響子。純もまた「泣きたいのはこっちだよ」と号泣するのでした。

 

恋マジ
画像出典:関西テレビ『恋なんて、本気でやってどうするの?』公式サイト

 

“毒母”めぐる純と柊磨の対応に賛否

順調に進んでいたかにみえた純たちの恋がほころびを見せ、非情にも崩れ落ちて行った第8話。Twitterでは、母親への向き合い方で価値観の差が生まれすれ違ってしまう純と柊磨に対し、さまざまなコメントが殺到しました。
 

「うわー、純しんどいよー」「残念だがあの母親では別れた方がいい。母親は捨てられない」「予想通り純が叩かれてるけど、純も結構ハードな育ち方。死ぬほど愛情に飢えてたのに、強くならなきゃと言い聞かせて這い上がってきた。だから少し歪んだ正義感でものを言うのよ」「母が店でやらかしてる行動は全て、これから頑張っていこうとしてる柊磨のマイナスになる。柊磨の人生の邪魔をしているわけだけど、それでも柊磨が母に寄り添いたいのなら、もう、お店は無理」「複雑な事情の親を抱えてても柊磨と純の対応が全然違うのよね。幼少期の親に対する感情も。だから良かれと思うことが理解されず思わぬ方向に。柊磨の心情を考えると切なすぎた」など、純と柊磨それぞれに賛否両論が上がっています。
 

また、衝撃展開が続く中、「普通そうしないよ?という行動をこぞってやるキャラクターたち。全員イタすぎるんだけど、何か見届けなければならないような使命感が湧いてくる。どう着地するのか、しないのか」「主要な登場人物が全員“まともじゃない”感がとても人間っぽくてリアルだな」など、個性的な登場人物たちの結末が気になる人も多い様子。
 

6月13日放送の第9話では、謎の美女(藤原紀香)が「パリに戻りましょう」と要を誘い、柊磨と響子には突然の別れの予感が。アリサが慰謝料を払うためキャバクラでバイトを始めたと知った克巳は行動に出ます。一方、柊磨からの拒絶にショックを受けながらも思いを断ち切れない純は、大津(戸塚純貴)との距離を縮め――。純、響子、アリサの恋はどこへ向かうのか、ますます目が離せません。
 

『恋なんて、本気でやってどうするの?』第9話 6月13日放送予告



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