今田美桜さん演じるポンコツだけどめげない社会人・麻理鈴の成長が爽快なドラマ『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』(TBS系)。5月25日に放送された第7話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
第7話のおさらい
「オウミ」の社長が倒れ、次期社長候補として専務・島田(小木茂光)と社長の息子・伝弥(野間口徹)の派閥争いが始まります。島田から女性管理職5割計画、通称「JK5」の内諾を受けた峰岸(江口のりこ)は、これでオウミが変わると期待を寄せていました。
そんな中、麻理鈴(今田美桜)は、会社の10年後を考える伝弥主導の「未来プロジェクト」に応募。小野(鈴木伸之)は伝弥派だと思われると厄介だと心配しますが、人望も実績もない伝弥のプロジェクトには参加者は集まらず。山瀬(高橋文哉)の集めた情報をもとに社内の派閥について学んだ麻理鈴は、島田派と伝弥派で迷っている取締役がいることを知り、伝弥の誕生日にBBQパーティーを企画します。
島田派の命令でスパイとしてプロジェクトに参加した広報部の根津(北乃きい)は、伝弥の弱みを握ろうとパワハラやセクハラの罠を仕掛けます。麻理鈴が張り切ってBBQの準備を進める一方、峰岸は島田にもパーティーを行うよう進言。BBQには様子を見に来た小野を除き、誰も参加しませんでした。気を落とした伝弥は、父である社長への複雑な思いを語り、介護に臆しているとこぼします。すると根津は祖母の介護経験をもとに伝弥に助言。伝弥は未来プロジェクトが扱うべき本当のテーマに気づき、新たに介護事業を打ち出しました。
一方、取締役会からの反発を恐れた島田から「JK5」を白紙に戻すと言われた峰岸は、T・Oさんこと田村(向井理)とともに、伝弥を社長にする方向へ切り替え、社内に「JK5」の噂を流します。本気かつ前向きにビジネスに取り組む伝弥は評価を上げる一方、噂を耳にした面々から島田への不信感が募っていきます。
プロジェクトを進める中、伝弥への信頼を深めた根津はスパイを止めると宣言。プロジェクト推進のため、伝弥と麻理鈴、根津は奔走します。麻理鈴から助けを求められた小野も参戦。そんな中、未来プロジェクトの件で伝弥にテレビ取材のオファーが入りました。伝弥はそこで、次期社長には島田を推すつもりであること、島田がJK5という画期的な改革を行おうとしていることを話しました。田村からJK5の置かれている状況を聞いていた麻理鈴が根回ししていたのです。
「社内政治とは、やりたいことを組織で実行するための力」――見事、社内政治を実践し学んだ麻理鈴。しかし、島田は根岸にJK5を進める条件として、麻理鈴を切るように命じます。麻理鈴には辞令が下り、備品管理課に逆戻りしてしまい――。
麻理鈴、社内政治を知り備品管理課に逆戻り
続々と出世の階段をのぼっていた麻理鈴。社内政治に首をつっこんだ結果、備品管理課に逆戻りすることになってしまいました。
Twitterでは「同族会社、社内政治、女性登用、介護離職と詰め込み過ぎなくらいテーマもりもりなのに今までちょっと宙に浮いてた『悪女わる』のタイトルも回収されて、専業主婦志望の先輩が仕事終わりのビールの美味しさを知った上で専業主婦になる、いろんな生き方を肯定するオチまできれいな回だった」「いい意味でとんでもない怪物を生み出してしまったよね、峰岸さんw」「テレビの前の視聴者でしかないけど、田中まりりん派になってしまってる」「峰岸さんにうまく転がされてた麻理鈴が、新社長が危険分子とみなして〝報復人事〟に出るくらい、もはや誰の派閥とか、小さな世界に収まらない成長を遂げつつある」などの声が上がっています。
「田中麻理鈴派」を公言する山瀬、否定しながらも何だかんだ麻理鈴に惹かれている小野が、備品管理課に落ちてしまった麻理鈴をどう励ましてくれるのか、麻理鈴がどう復活劇を遂げるのか、ますます目が離せません。気になる第8話は6月1日放送です。
『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った!?~』第8話 6月1日放送予告
【バックナンバー】
・『悪女(わる)』第6話 「先輩も後輩も同じ仲間」峰岸(江口のりこ)の名言に共感の声
・『悪女(わる)』第5話 峰岸の過去が明らかに……麻理鈴の恋には高橋文哉ルートも追加か
・『悪女(わる)』第4話 「思ってること全部言ってくれた」「スッキリ」男女格差へ切り込んだセリフに共感殺到
・『悪女(わる)』第3話 江口のりこ×向井理、今田美桜×鈴木伸之の関係が気になる展開に
・『悪女(わる)』第2話 「麻理鈴が会社を変えていくのがスゴい」感動と共感の声
・『悪女(わる)』第1話 今田美桜×江口のりこ最強タッグ爆誕! 「面白い!」「元気でる!」と好発進