「回答用紙によだれ」「名前を書き忘れて0点」 500人に聞いた、高校生時代のテスト失敗談【黒歴史】

緊張感に包まれるテストでは、普段はあり得ないハプニングや失敗がつきものです。All About編集部では、全国の10~60代500人を対象に、今だから言える、高校生時代の「テストでの失敗談」について聞きました。


All About編集部では、全国の10~60代の男女500人を対象に「高校時代のテスト勉強」についての独自アンケート調査を実施しました(調査期間:2022年5月12~15日)。今回はその中から、今だから言える、高校生時代の「テストでの失敗談」を紹介します。
 

「途中でズレて」「満点だったはずが……」 テストでの2大失敗談!

失敗談の中でも多かったのが「マークシートがずれていた」こと。「マークシートで解答欄が途中でズレていて、ひどい点数をとってしまったことがありました(27歳女性)」「マークシートの解答用紙で、序盤の問題から回答欄を間違えてしまい、赤点をとってしまったことがある。正しい回答欄で回答していた時の点数を試算したところ、100点中89点取れていたことがわかり、非常に後悔した(25歳男性)」などの回答が寄せられました。

また、「数学で満点だったはずが名前を空白提出しゼロ点。ベタながら今でも思い出します(46歳男性)」「名前を書き忘れて0点をとったことがあります(34歳男性)」「覚えたことを忘れないようにしようとテストに挑んだら、思いっきり名前を書くのを忘れてしまった(51歳女性)」など「名前の書き忘れで0点」という失敗も多くの人が経験しているようです。
 

先生も爆笑の“誤答”! 「アオミドロ」が……?

「生物のテストで『アオミドロ』と答える問題を何を考えていたのか『アホミドロ』と誤答してしまい、テスト返却時にみんなの前で先生に誤答を晒されてしまったこと(29歳女性)」「一番記憶に残っているのは、音楽のペーパーテストです。『歌うときの姿勢を書きなさい』だったでしょうか、それに対して、『前足を開く』と回答したのですが、音楽の先生は『人間は前足はないよね、動物じゃないんだから。でも言いたいことはわかる』と爆笑して返してくれました(41歳女性)」「化学のテストで『枝付きフラスコ』を『技付きフラスコ』と書き間違えてしまったことです(31歳女性)」など、記憶に残ってしまうような「誤答」をした人も。

でも、「ふざけて音楽の筆記テストで作曲者の名前が全くわからなかったので、ウルトラマンとか書いていたら職員室に呼ばれた(52歳男性)」など、わざと書くと叱られる場合もあるので、気を付けましょう。
 

緊張しすぎてパニックに! 一夜漬けがたたってテスト中に熟睡

「試験中に緊張のあまり手が震えて答案を書くことができなかった(29歳男性)」「数学のテストがいきなり難しくなったように感じたことがあって、そのテスト中にパニックの症状(手が震える、変な汗をかく、過呼吸気味になる)が起こって焦りました。テスト後に落ち着いてから問題を見たら、そこまで難易度は上がっていませんでした(20歳女性)」「緊張すると、しょっちゅうお腹がなって恥ずかしかった思い出(50歳女性)」など、緊張して“おなかが鳴った”エピソードなどが多数集まりました。

また、「テスト中熟睡してしまい、テスト終了10分前に起きた(40歳女性)」「早くテストが終わって居眠りしてしまい、ヨダレで解答用紙がビショビショになった(35歳男性)」「テスト勉強であまり寝てなくて、テスト中寝てしまって大きい寝言を言ってしまった。そんなの漫画の中だけの話だと思っていたので、めちゃくちゃ恥ずかしかった。友達には『あの寝言誰が言ったんだろうね』と自分から言って防衛したけど、多分バレてると思う…(34歳女性)」など一夜漬けをしたせいで、ついついテスト中に眠ってしまう人も。
 

忘れ物には注意! ひと味違うスリルを体験する人も

筆記用具やティッシュの準備不足エピソードも多く「消しゴムを忘れて一度も間違えられないというプレッシャーを体験しました(34歳女性)」「シャーペン禁止で鉛筆を1本しか持っていかず、半分を越したところで鉛筆の芯が折れて、折れたちいさい芯でのこりの記述問題を書いたこと(23歳男性)」「部屋が暑かったこともあってか鼻水が垂れてしまったのですが、ティッシュを持っていなかったため問題文でふいたこと。集中できずに散々な結果となりました(37歳男性)」などの声が集まりました。

さらに、「直前で暗記しようと思って紙にまとめたのに、その紙を忘れた(41歳男性)」「テスト用に頑張ってまとめた自分的必勝冊子を紛失したこと。やる気がめちゃくちゃになくなったしテストもひどかった(38歳女性)」「持ち込みOKなテストなことを忘れていて自力で解くしかなかったこと(32歳女性)」など、今までの努力が無になってしまう忘れ物エピソードも……。忘れ物には注意しましょう。
 

禁断のカンニング未遂。“すごい点数”をとった武勇伝も

決してやってはいけないカンニング。「カンペを作ったはいいが、その作業で内容を全て覚えてしまったので結局意味がありませんでした(38歳女性)」「みんなでカンニングをしようと手に数式を書いたのだが、テスト中にその数式の使い方をわからないことに気付いて結局赤点を取って先生に呼び出された(45歳女性)」「チラっと見えてしまった前の人の回答を真似たが違ってた(49歳男性)」など、未遂というより失敗に終わった人も多いようです。

さらに、「夏休み明けの物理の実力テストで0点をとってしまい、偏差値が出なかった(33歳女性)」「物理がわからなすぎて、100点中9点。問題がさっぱりわからないから、あきらめてテスト中に寝たこと(46歳女性)」「赤点を3個とって特別面談になりかけたが、あまりに学年の対象者が多すぎてギリギリ特別面談を逃れた(21歳女性)」など、数々の“すごい点数”話も寄せられました。
 

「解き忘れ問題がごっそり」 テストの“時間配分”をミスした人も多数

テストでは、時間配分も重要です。「問題用紙に記載した後に回答用紙に書こうとして時間が足りなくなってしまった(45歳女性)」「英語のテストの長文が面白すぎて読み込んでしまい、テスト時間に間に合わなくなってしまいました(45歳男性)」「終了間際に、解き忘れている問題がごっそりとあり、適当にあせって書いたこと(43歳男性)」など、結局最後は適当になってしまった、という人も。

ほかにも、「テスト用紙の裏面にも問題があった事に気が付かなかった(25歳男性)「全てのテストが終わったと思い、次の日学校に行くと、まだ2教科分のテストがあって、赤点ぎりぎりになってしまったことです(22歳男性)」など、忘れられていた2教科が何の教科か、とても気になりますね……。
 

テスト週間は、食べ慣れていないもの&コーヒーに注意!?

「テスト当日に食べなれていないヨーグルトを食べ、テスト中におなかが痛くなって途中でトイレに行き、試験時間が減ってしまった(43歳女性)」「テスト前に油っこいものを食べて体調崩した(23歳男性)」「一生懸命勉強したのに、眠気ざましにコーヒーを何日も飲み続けたせいで胃痛になって体調不良のままテストを受けるはめになりました(30歳女性)」「眠気対策でコーヒーを飲んだ結果、猛烈な便意に襲われた(40歳男性)」など、テストが近付いてきたら飲食にも注意が必要なようですね。
 

テスト直前にフラれた、ヤンキーに囲まれた……ハプニング続出!

「世界史のテストで、記述式でしたが人名や場所などを日本語をではなく、英語で書けたらプラス5点やると言われて、英語で書いたらスペルを間違えていて、その問題が0点になった(52歳女性)」「アニメ銀魂の影響で歴史上の人物名が正しく書けなかったことが数回ある(29歳女性)」「落書きした問題用紙回収された事ですかね笑(22歳女性)」「テスト直前にフラれて、その時は、落ち込んでひどい成績だった(55歳男性)」などの声も。テスト前は穏便に過ごしたいものですね……。

中には、「失敗になるかわかりませんが、席順がヤンキーに囲まれており、カンニングさせないとずっと椅子を蹴られ集中出来ないというハプニングはありました(42歳女性)」など、ものすごいプレッシャーの中でテストを耐え抜いた猛者もいました。


※回答者のコメントは原文ママです


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