All About編集部では、子どもを持つ全国318人の男女を対象に、「運動会」に関するアンケート調査を実施しました(調査期間:2022年5月2~10日)。今回は、お弁当を作る保護者の本音や運動会やSNSで見かけて驚いたお弁当エピソードなど、「運動会のお弁当事情」を紹介します。
※回答者コメントは(回答者年齢/現在の子どもの学年)を記載
“運動会のお弁当作り”に対する保護者の本音とは……?
コロナ禍では「学年別に短時間で開催」や「保護者の観覧なし」など、“お弁当なし”の運動会が続いていますが、コロナ以前の運動会では、“お弁当”を運動会の醍醐味(だいごみ)と感じていた子どもたちも多かったはず。
保護者318人に聞いたところ、運動会でお弁当を「持参する・していた」と回答した人は半数以上を占めました。子どもたちにとっては楽しみなお弁当ですが、保護者にとっては負担を感じる人も……。
「周りの目があるので、いつもよりちゃんと作らないといけないので面倒でした(50歳女性/小2)」「他の家との見せ合いがあるのが不満(29歳男性/小1)」「周りの家庭もいるのである程度見栄えのする弁当を。と身構えてしまう(37歳女性/小4)」「お弁当のおかずでこだわったものを持参しないと、保護者が手を抜いていると教師から思われてしまう点です(35歳女性/小3・幼稚園)」など、普段より見栄えのするお弁当を意識するから大変、の声が多く寄せられました。
「朝の3時から寝ないで参加、親子競技で走らされる」の苦しい声も……
コロナ禍の運動会では、観覧できる保護者の人数が制限されたり、お弁当なしの状態が続きましたが、普段の運動会では、子どもと家族が一緒にお弁当を食べる学校も多いようです。「家族全員分を大量につくるのがしんどい(46歳女性/小6)」「朝早く運動会の席取りがあり、学校で並ばなければならないので、それ以上に早朝から弁当作りが必要。明け方からバタバタするので、弁当作りが大変です(38歳女性/小5)」などの声が寄せられました。また、「朝の3時に起きて作成。寝ないで運動会に参加。暑い日は特に地獄に感じます。不満ではないけど、大変です(40歳女性/小2)」「頑張って作るけれど、それだけで午前中とてつもなく疲れ、影がないのでしんどい中食べなくてはいけないし食べるエリアも決まっていて食べにくい(40歳女性/小5)」「運動会開会に間に合わせるように作る、朝5時起き……。睡眠不足の中、運動会本番で親子競技で走らされる(39歳女性/小3・小1)」など、お弁当作りで早朝から動き出し、開会の頃にはぐったり……とのコメントも。
>(次ページ)マックにUber Eats、流しそうめん!? 驚きのお弁当エピソード
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