この地名、読める? 「思わず噛んじゃう市」ランキング上位の漢字の難しさに驚愕!

読みにくい漢字、難しい漢字の地名は全国各地にあります。また、その地名を口に出そうとすると、言いにくく噛んでしまうようなところもあります。こういった市名ばかりを集めた「思わず噛んじゃう市ランキング」トップ10から、漢字の難しさにフォーカスして紹介します。

3位:豊見城市(沖縄県)

那覇の南にあり、眩いブルーが続くビーチのある豊見城市(写真AC)


続いて3位の沖縄県の豊見城市を見てみましょう。正しくは「とみぐすくし」ですが、県外の人は「とよみじょうし」と読んでしまいそうです。ただし、その地名の由来を調べると「とよみ」という読み方自体も遠いわけではなく、当初は界隈に「とよみ城」という城(グスク)があったそうです。その呼び名が時代と共に「とよみぐすく「てぃみぐすく」「とみぐすく」と変遷したのだそうです。
 

2位:各務原市(岐阜県)

国の重要文化財にも指定されている各務原市の日吉神社(写真AC)


2位の岐阜県の各務原市見てみましょう。1963年に4町が合併して誕生した市ですが、とにかく読みにくく県内の人でも正確な読み方が「かかみがはら」と言えない人もいるとか。語源の由来は諸説あるようですが、もともとの地名にあった「各牟(かかむ)」という漢字が「各務」と置き換えられ、これに加えて読み方も「かかみ」に変わったという説もあるそうです。
 

1位:いちき串木野市(鹿児島県) 

さつまあげ発祥の地として有名な、鹿児島県いちき串木野市


1位は、本来の「思わず噛んじゃう市ランキング」にとってはこの上なく「言いにくい」市である鹿児島県のいちき串木野市。「いちき」はさておき、それ以上に難しく思えるのがこの漢字の並びです。普通に音読みとして「くしきのし」と読めば良いのですが、県外の人には見慣れない漢字の並びを前に「くしぼくの」「くしきや」など、考えすぎの読み方をしてしまいそうです。

 

>次ページ:いろんな意味で衝撃だったのは……

 

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